学生アンケート
本学の学生、卒業生及び卒業生の勤務先の長の意見を収集することで、本学での学修成果を測るとともに教育課程、施設設備、学生支援、学生受入の状況を把握し、諸課題の改善及び教育の質の向上を図ることを目的として、アンケートを実施し、教育改善等につなげています。
アンケートの種類と結果
アンケート種 | 対象 | 実施時期 | 実施方法 | 集計結果 |
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入学時 | 教育学部・特別支援教育特別専攻科(※)・大学院教育学研究科の1年生 |
4月頃 | 1年次前期の履修登録期間中に、オンライン実施 | R4実施分(PDF) R5実施分(PDF) R6実施分(PDF) |
学生生活全般 | 教育学部1~4年生 | 2~3月頃 | 卒業時アンケートと同時期にオンライン実施 | R3実施分(PDF) R4実施分(PDF) R5実施分(PDF) |
卒業時 | 教育学部4年生 | 2~3月頃 | 免許申請手続きから年度末にオンライン実施 | R3実施分(PDF) R4実施分(PDF) R5実施分(PDF) |
教員就職者 | 教育学部学校教育3課程を卒業直後の4月に正規教員として採用され、その翌年夏の時点で在職中の者 | 7~8月頃 | 対象者所属校に紙媒体を郵送し、回収(返送) | R4実施分(PDF) R5実施分(PDF) R6実施分(PDF) |
学校(園)長 | 教員就職者アンケートの対象者が所属している学校(園)の校(園)長 | 7~8月頃 | 対象者所属校に紙媒体を郵送し、回収(返送) | R4実施分(PDF) R5実施分(PDF) R6実施分(PDF) |
※ 特別支援教育特別専攻科については、令和4年実施分について、対象者数が10名以下であり個人が特定される可能性があるため、掲載しない。
アンケートの活用事例
いただいたご意見や集計結果を踏まえ、教育課程や施設・設備、学生支援、学生受入など様々な大学の運営面において、活用しています。
項目 | アンケート内容 | アンケートから見つかった課題 | 改善の取組・対応内容 | 実施年度 |
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施設設備 | 学生生活全般 施設設備に対する要望 |
急速な教育のDX化や本学におけるBYOD(Bring Your Own Device)の開始を背景として、学内無線LAN環境の拡充についての要望が急増していると判断した(R4)。また、その後のアンケート結果から、特に学生の要望施設を抽出した(R6) | 令和3年度に国から獲得した補助金を活用して学内無線LAN環境の拡充を図った。全学的な拡充後、不足する設備については、アンケート結果より、特に要望の高い施設から順次対応を行っている。 | R6 |
学生受入 | 入学時 受験先を決める情報源 |
直近5年間の受験先を決める情報源の推移を整理し、コロナ禍を踏まえた受験生の情報収集の動きの変遷を可視化して分析した(R5)。また、前回の分析結果をもとに行った令和5年度の学内広報活動の状況を踏まえ、再度分析を行った(R6)。 | 分析結果を受けて、優位性の高い入試広報の実施を計画している。 | R6 |
教育課程 | 教員就職者 学校(園)長 資質・能力の獲得状況 |
学位授与の方針に定める資質・能力の獲得状況に関する本学卒業生の自己評価と学校(園)長評価の結果を分析した(R5)。また、自由記述のテキストマイニングも含めて、どのような資質・能力を求めているのか分析した(R6)。 | 令和5年度入学生からの教育課程の編成案の検討や新たな副専攻プログラムの開発等の検討を行った(R5)。教員就職者や学校(園)長が求める資質・能力を踏まえ、シラバス情報の調査・分析を実施した(R6)。 | R6 |
教育課程 | 卒業時・教員就職者 ボランティア活動 |
ボランティア活動参加者が増加傾向にあることや参加状況と獲得した資質・能力との関係等を分析した。 | ボランティア活動の実態把握に向けて、関係部署と協議し、ボランティアシステムの改修を行った。 | R6 |
学生支援 | 卒業時 留学の状況 |
留学(協定留学、海外語学研修・短期研修など)しなかった学生の理由に注目し、留学が可能な時期について分析した。 | 協定校の新規開拓を強化(財源の確保)し、派遣する言語圏や時期を考慮したうえで、学生が希望する時期及び言語圏の大学への留学が容易になるよう複数の大学と新たな協定等を締結した。また、円安や原油価格等の影響もあり金銭的な理由から留学を断念する学生も増加傾向にあることから、学内の奨学金の予算上限額及び支給対象を拡大(長期留学に加えて短期留学等も対象)したことで、留学を希望する学生への金銭的な支援を強化している。 | R6 |
学生支援・ 就職支援 |
卒業時 就職支援 |
直近3年間のキャリア支援センターの活用状況のうち、利用実績が少ない理由を分析したところ、キャリア支援センターを知らないことが理由であるというものが増加傾向にあることがわかった。 | キャリア支援センターの周知を強化するために、ポスター作成、HPでの講座紹介等を行った。 | R5 |
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