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理科教育研究ユニットの水本講師を責任著者の一人とする学術論文が科学誌「Nature」に掲載されました
理科教育研究ユニット 水本岬希講師を責任著者の一人とする学術論文が科学誌「Nature」に掲載されました。
2023年にJAXAから打ち上げられたX線分光撮像衛星「XRISM」を用いて、中性子星という非常に密度が高い星の周辺から流れ出る「風」と呼ばれる現象の観測を行いました。
この「風」は、今年5月に水本講師が報告した超巨大ブラックホールで見られる「風」とは大きく性質が異なるものであることを発見しました。
詳細はJAXAの解説記事(外部サイト)をご確認ください。
本研究成果に関する水本講師のコメント
最初にデータを見たときのことは今でもはっきり覚えています。あまりの衝撃に心臓の鼓動が速くなり、身体中が熱くなりました。超巨大ブラックホールと中性子星はどちらも非常に密度が高く、似たような物理が働いていると思われていましたが、今回の観測で両者の違いがはっきりと見えることになりました。
論文情報
雑誌名: Nature
論文タイトル: Stratified wind from a super-Eddington X-ray binary is slower than expected
著者: XRISM Collaboration
DOI番号: 10.1038/s41586-025-09495-w