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本学教員が携わった天文衛星がロケットで打ち上げられました
理科教育研究ユニット 水本岬希講師が試験や運用に携わってきたX線天文衛星「XRISM」が、9月7日にJAXA種子島宇宙センターからH-IIAロケットに搭載され、打ち上げられました。
「XRISM(クリズム)」は、NASA(米国航空宇宙局)やESA(欧州宇宙機関)の協力のもと、JAXA(宇宙航空研究開発機構)が打ち上げる天文衛星で、ブラックホールなどの天体からやってくるX線を詳細に観測することができます。水本講師は望遠鏡が集めたX線を非常に高い波長分解能で検出する装置「Resolve(リゾルブ)」の地上試験と運用に携わっており、JAXA種子島宇宙センターで行われた最後の地上試験を完了し、ロケット打ち上げを見届けました。今後、XRISMを使うことで宇宙のさまざまな姿が解き明かされると期待されます。
水本講師は、天文学を専門分野としており、X線を使ったブラックホールの物理解明を主な研究テーマとしています。
XRISM衛星の詳細については、以下のリンクよりご覧ください。