去る令和5年3月21日に、「九州・沖縄地区の国立大学法人における研究力向上の連携に関する覚書」の締結式を行いました。
本覚書は、九州・沖縄地区に位置する１１の国立大学法人間において、大学の研究力向上を中心とする連携協力を推進していくことを目的としています。
締結式では、九州大学の石橋達朗総長から、各大学の強み、特色を活かしつつ、地域が一体となって取り組むことで九州・沖縄地域の社会課題の解決、経済の発展、人材育成に直接的に貢献できるのでないかと考えているなどの趣旨の説明がありました。その後、飯田学長からは、「この連携協力により、研究環境の整備や研究力の向上に繋げていくと期待している。大学全体の研究力向上に向けて役立てて行きたいと考えている。」との期待が述べられました。
これまでも様々な事業・取組を通じて、九州・沖縄地区の大学は相互に連携してまいりましたが、この締結により、「九州・沖縄オープンユニバーシティ（ＫＯＯＵ）」という共通のプラットフォームを形成し全大学が連携協力することで、個々の大学では対応が難しかった抜本的な研究環境の改善等を目指します。