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お知らせ
2025/08/26
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附属幼稚園が本学の教員や学生と連携して「夕涼み会」を実施しました

 7月11日(金)、附属幼稚園で「夕涼み会」が行なわれました。「夕涼み会」とは、毎年、夏休み前に年長児が主体的に取り組む催しです。
 
 午前中、年長ぽぷら組の園児達は、何日も前から念入りに準備をした手作りの店を開き、年少・年中の園児達を招待して、互いに楽しいひとときを過ごしました。年長児として友達と店を企画し、対話を重ねながら年少・年中児をいかにもてなすかを追究した体験が、小学校の学びにつながることと期待しているところです。夕方からは、店番を教員や学生ボランティアに任せ、自分たちのお店巡りを満喫しました。
 
 その後、「キャンドルの集い」を行いました。「キャンドルの集い」に使用されたキャンドルは、加藤准教授(美術教育研究ユニット)の指導のもと、園児達が事前に作成したものです。「火の女神」が登場し、一つずつキャンドルに点火される際、園児達が神妙な面持ちで自分の願いごとをつぶやく姿が印象的でした。
 
 また、本行事で園児達は「書道パフォーマンス」に取り組みました。服部教授(美術教育研究ユニット)と書道専攻の学生の協力により、一昨年度から本行事で実施しています。今年度は、「食に感謝」をテーマに掲げ、同園で育てている夏野菜の名前や「いただきます」の文字を、学生が曲に合わせて華麗に披露する様子に、園児達は目を奪われました。それだけでなく、園児自身が大切に育てている「3つの種」(あいさつの種・なかよしの種・がんばりの種)をテーマに、園児が文字をなぞり書きしたり、色とりどりの花に模様をつけ、そこに園長や担任も加わり、共同の作品を完成させました。初めての貴重な体験に、感激もひとしおでした。
 
 最後に、テラスに飾られた灯籠の灯りが満足感でいっぱいの園児達を幻想的な雰囲気に浸らせました。石上准教授(学校教育研究ユニット)と同研究室の学生の協力により、一人一人が和紙を貼って作った灯籠を、「夕涼み会」当日、石上准教授が飾りました。薄暗い中にも温かい灯りが浮かび上がり、園児達だけでなく、保護者の笑顔も一層輝いて見えました。
 
 このようにして、同園独自の「夕涼み会」は、本学の教員や学生との連携により、充実した貴重な取り組みが実現しています。内外にアピールできる同園の教育的価値の一つと言っても過言ではありません。
 今後も、本学と連携して充実した保育に取り組んでまいります。

  • ぽぷら組園児達の手作りの店
  • キャンドルの集い

  • 書道パフォーマンスを体験する園児
  • 灯籠を眺める園児達

書道パフォーマンス後の集合写真

令和8年度園児募集の公示を9月1日(月)に行い、願書配付が始まります!

 附属幼稚園では、園児募集の公示に先立ち、初の試みとして、7月末に「附属幼稚園説明会・園見学会」を行いました。
 同園のPR動画だけでなく、全国国立大学附属学校PTA連合会による「令和6年度PTA団体表彰」で「会長賞」を受賞したPTA城山キッズの「飛行機に乗って世界を旅しよう」の動画視聴や、実際に園内の見学を行いました。多数のご参加に感謝申し上げます。
 
 令和8年度園児募集の公示は9月1日(月)です。それに伴い、願書配付も始まります。詳細は、附属幼稚園のホームページに掲載しますので、入園説明会や出願締切の日程等をご確認ください。
 
 第5回「さくらんぼくらぶ」(未就園児遊びの会)は、9月1日(月)14時~15時に行います。皆さんのご来園をお待ちしております。