◯制度概要
貸与終了時に決定する業績優秀者の返還免除を大学院進学時に内定する制度です。次代の科学技術イノベーションや地域を担う優秀な低所得世帯の学部生等に対して、大学院での修学に係る経済的不安を早期に解消し、進学へのインセンティブを高めることを目的としています。

※日本学生支援機構奨学金の返還免除制度の詳細は以下をご覧ください。

https://www.jasso.go.jp/shogakukin/saiyochu/gyosekimenjo/index.html


◯対象要件・対象者

令和５年度に本学大学院への進学を希望し、以下の①～③のいずれも満たす者が対象です。

①大学学部等において修学支援新制度を利用していること（※１）

　又は住民税非課税世帯であること（※２）

（※１）本内定制度申請及び推薦時点で、家計基準に基づく支援区分見直しにより「停止中」 の者は対象外です。ただし、家計基準のうち、所得（支給額算定基準額）は基準内（支援区分はⅠ～Ⅲのいずれか）であるが、資産額のみ基準外で停止となっている者は対象となります。

（※２）進学者本人及び生計維持者（父母がいる場合は原則として父母２名）の令和４年度所得・課税証明書全員分の住民税所得割額が非課税であること。

②特定分野（「科学技術イノベーション創出に寄与する分野（情報・ＡＩ、量子、マテリアル等）」又は「大学の強みや地域の強み等を生かした分野」）へ進学を希望していること。

③将来、上記②に記載の特定分野における研究能力又は高度の専門性を要する職業等に必要な能力を備えて活動することができると認められる者。


◯選考方法

大学院入試の成績等をもとにして総合的に評価し選考します。


◯内定取り消し

学業成績不振等により、内定を取り消す場合があります。


◯第一種奨学金の申込み

本内定制度を利用するためには、大学院の予約採用又は大学院進学後の在学採用にて第一種奨学金の申込みをしていただく必要があります。また、本内定制度の申請要件と第一種奨学金の選考基準は異なることから、本内定制度に決定された者であっても、第一種奨学生に採用されるとは限りません。なお、第一種奨学生に不採用となった場合は、内定者として決定されていたとしてもその効力を失うこととなります。


◯申請方法について

①スカラネットにより申請を行います。申請を希望する方は、申請書類（「申請書」「スカラネット入力下書き用紙」「識別番号（ユーザーＩＤ・パスワード）」）を希望する旨を、下記照会先まで、電話又はメールにてご連絡ください。郵送にて送付いたします。

申請書類依頼期限：令和５年２月１０日（金）

②申請書類の内容を確認し、スカラネット入力及び申請書類等を作成して、下記照会先まで提出してください。（郵送可）

以上で、申請受付完了となります。

スカラネット入力及び申請書類等提出期限：令和５年２月２８日（火）

提出物　令和５年２月２８日（火）までに下記照会先まで提出

①申請書（給付奨学金奨学生証のコピーを添付）

②スカラネット入力下書き用紙のコピー

③進学者本人及び生計維持者（父母がいる場合は原則として父母２名）の令和４年度所得・課税証明書（大学学部等において修学支援新制度を利用していない場合のみ）


◯選考スケジュール

令和５年6月下旬内定者決定予定
なお、返還免除内定者も貸与終了年度に返還免除の申請を行う必要があります。