令和2年度九州教員研修支援ネットワーク第2回協議会を開催しました
今年度の2回目の会合となる「令和2年度九州教員研修支援ネットワーク第2回協議会」を3月18日(木)、オンライン会議により開催しました。九州教員研修支援ネットワーク(以下、「ネットワーク」という)は、平成31年3月に発足し、九州・沖縄の教員養成機能を有する大学と教育委員会が連携して、教員研修の効果的・効率的な実施に向けて情報の提供・共有や研修プログラム等を開発する組織で、福岡教育大学の教員研修支援センターが事務局を担当しています。
九州・沖縄の教員養成機能を有する大学の研究者、九州各県・政令指定都市・中核市の教育委員会関係者等約50名が参加しました。
今回の協議会では、飯田慎司福岡教育大学長の挨拶の後、「コロナ禍における教員研修の取組について」の報告では、ネットワーク事務局が実施したコロナ禍における教員研修の取組に関するアンケート調査結果及び令和元年度ネットワークで開発した動画コンテンツの利用状況の報告が行われました。
その後、講演「リモートによる研修におけるファシリテーターの役割について」と題し、特定非営利法人日本ファシリテーション協会フェロー・九州大学大学院統合新領域学府客員准教授の加留部貴行氏をオンラインで講師として招き、オンライン授業や研修の場でのアクティブラーニング型授業の実施方法やファシリテーションの工夫についての講演の後、参加者によるブレイクアウト機能を用いたグループワークを行いました。
最後に、令和2年度のネットワークの取組である「動画コンテンツの開発」、「動画コンテンツの管理利用の在り方」、「ネットワークホームページ(https://www.kyuken-net.jp)」、「研修講師データバンク」等について説明後、令和3年度スケジュール等について協議が行われ、各事業を進めていくことが了承されました。
新型コロナウィルス感染症への対応という新たな課題が加わった中、今後も、ネットワークでは、教育課題を共有し、参画機関の有する様々な専門的リソースを活かしながら、動画等コンテンツの開発等、具体的な取組に努めていきたいと考えています。
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挨拶をする飯田慎司福岡教育大学長
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協議会参加者
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講演を行う加留部九州大学客員准教授
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進行を務める福岡教育大学事務局
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ネットワークホームページの画面
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お問い合わせ先
教員研修支援センター
Fax :0940-35-1917
E-mail:kyuken★fukuoka-edu.ac.jp
※★は@に置き換えて下さい。