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イベント
2025/05/02
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本学で「号令に時間がかかる教室in福岡」が開催されました

4月6日(日)に、本学で「号令に時間がかかる教室in福岡」が開催されました。
「号令に時間がかかる教室」とは、吃音のある教員志望の若者が模擬授業を行うことで自信を育むとともに、生徒役の参加者と吃音についての理解を深めることを目的としたイベントで、2023年より全国で開催されています。
 
福岡県では初の開催となった今回は、本学教育学部 特別支援教育教員養成課程 3年生の藤本莉緒さんが教壇に立ち、「吃音への理解」をテーマに模擬授業を行いました。
運営には、「号令に時間がかかる教室」の奥村安莉沙氏、本学特別支援教育研究ユニットの見上昌睦教授がかかわりました。あいさつに続き、見上教授が「言葉や吃音に留意した教員養成の経験」というテーマで講話を行い、藤本さんによる模擬授業とグループワークにつなげました。このような流れで、50分入替制で3グループについて同じ内容で実施されました。
当事者を含む児童生徒と家族、教育・医療・福祉関係者など26名の参加があり、「藤本さんの一生懸命伝えたい、先生になりたいという思いに触れ、自分もまた一層頑張らなくてはと思った」「吃音を正しく知り、理解が広がってほしい」「翌日の始業式に向けて背中を押してもらえた」等の感想が聞かれました。

メディアによる取材も行われ、4月11日(金)のFBS福岡放送「めんたいワイド」では、イベントの様子とともに、模擬授業の練習の様子や特別支援学校の教員を目指す藤本さんの思いが放送されました。

  • 藤本さんの模擬授業の様子
  • グループワークの様子
  • 参加者からのメッセージを受け取った藤本さん