令和６年２月１５日（木）に「令和５年度福岡教育大学優秀教育実習生賞」表彰式を挙行いたしました。
この賞は､「実習生としての教育的愛情､使命感の自覚､授業や学級運営等における教育方法の創意工夫､そして同僚と協同しながら切磋琢磨してきた数々の努力と工夫に敬意を払い､その功績を称える」ことを目的として創設され､本年度は１０名の学生が受賞しました。
飯田学長から､代表者に表彰状及び後援会からの副賞が贈呈された後､「本学は教育に関する研究を創造的に行う九州地区の拠点大学であり､本学の最大の使命は質の高い教員養成です。この理念を掲げる本学にとって皆さんの頑張りは実に頼もしい限りであり､私も心から嬉しく思っております。皆さんが経験した子供たちの笑顔､寝る間も惜しんで取り組んだ教材研究や学習指導案の作成､実習中に何度も助け合った仲間の存在､そして熱心に指導してくださった先生方など実習中の思い出を大切にして､今回の表彰を機に教師になるという思いを一層強く掲げ､自分自身の研鑽を励むとともに友人そして後輩にも良い刺激を与えていただきたいと思います。」と激励がありました。

続いて､河鍋後援会会長から、優秀な教育実習生を称える祝辞をいただき、併せて「これからの令和の学校教育で、教員が備えるべき資質能力については、使命感や責任感、教科や教職に関する専門的知識、実践的指導力、総合的人間力・コミュニケーション能力等が必要だと言われています。実習で学んだであろう、「授業づくりの大切さ、難しさ」について、これからも意識しながら、大学での学びを深め、これからの教育界を担う人材として、この賞を財産に、福岡教育大学卒業生としての誇りを持って卒業までの間にさらに自分を磨き、教育現場に飛び出していってほしいと思います。」と激励のお言葉をいただきました。

学生の代表からは､「本日は、このような機会を設けていただき、誠にありがとうございます。今回このような賞をいただくことが出来たのは、附属学校や公立学校の先生方、大学の先生方のご指導と、実習先の子供たち、実習を共に乗り越えた仲間のおかげだと感じます。」と謝辞がありました。また､「限られた時間でたくさんの挑戦をさせてくださった附属小学校の指導担当の先生方、リアルな教育現場で学ぶという貴重な経験をさせてくださった関係機関の皆様に感謝申し上げますとともに、将来子供たちの成長に貢献できる人材になるべく、これからも学び続ける教師を目指していきます。」と将来の抱負が述べられました。