2024/02/19
福岡県教員研修支援連絡協議会発会式を行いました
本学は福岡県市町村教育委員会及び福岡県教育委員会(福岡県教育センター)との連携協力に関する協定に基づき、教員研修の充実振興について連携して取り組むため、福岡県教員研修支援連絡協議会を設置することとし、令和６年２月９日に発会式を行いました。
本連絡協議会は、研修履歴を活用した対話に基づく受講奨励による研修体制のもと、「新たな教師の学びの姿」を実現するため、教員研修に係る諸課題を把握し、課題解決に向けたより実効性のある方策を協議することを目的としています。
発会式では最初に、福岡県市町村教育委員会連絡協議会の伊藤会長から「教員研修の仕組みが変わっていく時期に、大学と連携してより良い教員研修ができますように進めていければと思っております。」と挨拶がありました。
続いて福岡県教育センターの日高所長から「来年度は、研修履歴を活用した対話に基づく受講奨励が本格的な形で推進できるよう研修の運営方法を工夫いたしますとともに、より質の高い研修を目指して福岡教育大学とこれまで以上に連携を進めたいと考えております。
本協議会が本県の教員研修の実施に関わって、実効性のある提言ができることを祈念しております。」と挨拶がありました。
最後に、飯田学長から「本学は第4期中期目標・中期計画において、現職教員に求められる最新の資質・能力の習得を支援し、教師教育の充実と発展に貢献するために、福岡県内の教育委員会と連携し、主に教員研修を支援する事業に取り組むことを掲げております。
また、教員研修につきましては、研修履歴を活用した対話に基づく受講奨励による新たな研修体制のもと、本学がこれまで培って参りました教員養成大学としての知見、実績を最大限活用し、現職教員の研修につきまして皆様のお役に立って参りたいと考えております。」と挨拶がありました。
次に、飯田学長から連絡協議会の設置の趣旨について説明がありました。
次に、福岡県教育センターと福岡教育大学の令和6年度の教員研修に係る主要事業について福岡県教育センター井上教育経営部長及び本学生田教授から説明がありました。
最後に、教員研修を巡る現状、課題、また、県教育センターや本学に対する意見、要望等について意見交換を行いました。飯田学長は「本学は教員研修を支援する事業について福岡県内に焦点を当てることとしており、県内の市町村へ支援が届くよう事業を推進してまいりたいと思っております。」と話しました。
挨拶する飯田学長
事業説明をする生田教授（右)
意見交換の様子