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英語専攻

生徒のコミュニケーション能力を育む英語教師を目指す。

本学の英語専攻では中学校及び高等学校の英語科教員を養成することを主たる目的とします。その他、英語運用能力と深い教養を身につけ、各方面で活躍できる人材の育成を目指しています。
平成24年度より全面実施された新学習指導要領で重視されているように、英語の「聞く・話す・読む・書く」という4技能をバランス良く修得するとともに、英語圏の文学・語学・文化論・コミュニケーション論といった専門分野の学習を積み重ねて、英語及び英語文化に関する視野を広め見識を深めます。さらに英語の教授法を科学的・実証的に学び、附属中学校および出身高等学校における集中的な実習を経て、教師として英語を教えるための専門的素養を獲得します。
英語教育を中心とする各専門分野について、さらに勉学を志す者には、大学院教育学研究科教職実践専攻教育実践力開発コースへの進学の道も用意され、中等教育の実践的な指導についてさらに学ぶことができます。

専攻の特色

専門の講義・演習は専任教員(ネイティブスピーカーを含む)が担当します。分野は英語教育、英語学、英語音声学、英米文学、異文化理解、英語コミュニケーションと多彩で、それぞれ密度の高い授業が行われています。CALL教室では、視聴覚機器などを活用した授業も行われています。
4年次は上記の分野から自分でテーマを選び、教員の個人指導のもとに卒業研究をまとめます。
また、大学全体で奨励している文部科学省の奨学金制度や北アリゾナ大学(アメリカ)、ウィスコンシン大学ラクロス校(アメリカ)等との交流協定を利用するなどして、毎年数名が、約1カ月から1年間留学しています。

カリキュラムの特色

卒業要件の128単位のうち、半数近くを英語の専門科目で取得します。1、2年次から、一般の英語の授業の他に、英会話、英作文、英米文学、英語音声学、英語学、英語文化論、英語コミュニケーション論などの専門の授業を履修します。英語科教育の授業は2年前期から始まります。3年次になって授業はさらに専門性を増し、各領域のゼミで学んだことを卒業研究につなげます。
学生は3年修了時に卒業研究の指導教員を選択決定します。また3年次以降には、附属中学校で3週間、高等学校で2週間の教育実習を行います。
英語の他に、第二外国語として、ドイツ語、フランス語、中国語、ハングル、日本語(外国人留学生のみ)が履修できます。
  • 主な授業科目

    英語教育概論
    英語科教育研究
    英語学
    英語音声学
    英米文学
    英会話
    英作文
    英語コミュニケーション論
    アカデミック・イングリッシュ
    スピーチ・コミュニケーション
    英語文化論
    専門ゼミ など
  • 卒業後の進路

    公立中学校教員
    公立高等学校教員
    私立小学校教員
    私立中学校教員
    私立高等学校教員
    本学および他大学の大学院
    英語圏への留学
    公務員
    一般企業 など
  • 取得できる教員免許・資格

    中学校教諭一種免許状〔外国語(英語)〕
    高等学校教諭一種免許状〔外国語(英語)〕

    ◇また、指定された単位の取得により、下記の資格を得るための条件を満たすことができます。
    学校図書館司書教諭
    社会教育主事補