令和6年度 優秀教育実習生賞 受賞

「子どもたちのために」という思いと、まわりとつながる大切さ。

初等教育教員養成課程

NAKATA YUINA

        

先生になりたいという思いを、さらに強くしてくれた実習期間。

一年次の体験実習では、四年生の学級に入り、三日間にわたって学習指導の参観、給食準備や掃除の補助、休み時間の交流、宿題の丸付け等を行いました。特に印象に残っているのが、児童同士のけんかの場面に立ち会ったこと。双方の主張を丁寧に聞き取り、互いに納得して仲直りをするためにはどうすればよいか…初めての経験でしたが、状況を素早く把握し、臨機応変に対応する必要性や難しさを学びました。
二年次の基礎実習は、ともに実習に挑む仲間と、実習や授業づくりへの悩み、不安、葛藤、喜びを共有することができた、かけがえのない時間でした。同じグループの学生と協力して授業づくりを行うことで、自分にはなかった新しい視点に気付き、よりよいアイデアを生み出すことができましたし、観察参加では、児童の発達段階を踏まえ、目線を合わせて授業を行う先輩実習生の姿に感動しました。他にも、先生方の声掛けの工夫など、たくさんのことを吸収でき、「小学校の先生になりたい」という気持ちが強くなりました。

保護者にも協力をお願いし、より良い授業を実現!

生活科「かぞくにこにこ大さくせん」の授業
本実習の授業づくりで大切にしたことは、学習のねらいや目指す子どもの姿を明確にし、活動を工夫することです。本実習は一年生の学級に入り、生活科「かぞくにこにこ大さくせん」の授業を行いました。授業では「自分が家族の役に立ったことや、家族を笑顔にできたことに気付いてほしい」という思いから、保護者の方からの手紙を読む活動を取り入れました。授業参観後の学年懇談会で保護者の方に直接ご協力を依頼し、書いていただいた手紙を手作り封筒に入れて児童の机の下に貼ってサプライズ!最後の授業では、子どもたちが保護者の方からの感謝の手紙を読み、涙を流している姿を見て、言葉にならないほどの喜びと達成感を感じました。
また、児童が自分の意見を素直にぶつけるためには、児童同士や教師との関係が良好であることが必要不可欠です。そのため実習中はクラスの子たちと積極的にコミュニケーションを取り、毎日子どもたちに「先生あのね!」と笑顔で話してもらえたことが、とても嬉しかったです。

周囲と連携し、子どもたち一人ひとりのよさを伸ばせる教員を目指して。

児童による発表の様子
春から小学校の先生として働くことが具体的にイメージできるようになった四年次、母校の小学校で、教育総合インターンシップ実習に参加しました。学習参観では、集中して学習に取り組み発表を頑張る児童の姿や、安心して楽しく学べる授業を展開される先生の姿に圧倒されました。また、それぞれ実習でお世話になった小学校の運動会にもボランティアで参加しました。子どもたちの成長や輝く笑顔を見て、小学校教員という職業の魅力を改めて実感すると同時に、保護者の方の温かい眼差しに深い愛情を感じ、教師として関わることの責任の重大さを実感しました。
私が目指すのは、子どもたち一人ひとりを大切にし、よさを伸ばすことができる小学校教員です。そのためにも一緒に働く先生、保護者の方、地域の方との連携や協力を大切にしたいです。「子どもたちのために」という熱い思いをもって、たくさんの方々とコミュニケーションをとりながら、授業づくり・学級づくり・学校づくりに励んでいきたいと思います。

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