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特別支援学校
乾 夏奈子 さん
山口県教員採用試験 特別支援学校小学部 合格
北九州市教員採用試験 特別支援学校小学部 合格

氏名 | 乾 夏奈子(いぬい かなこ) |
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学年 | 特別支援教育教員養成課程 初等教育部 視覚障害児教育専攻 4年 |
出身校 | 山口県立下関西高等学校 |
課外活動
大学4年間を通して、私は障害のある子どもを対象としたさまざまなボランティア活動に参加しました。2年次には、障害のある子どもとその兄弟を対象としたイベントの企画をしたり運営したりするボランティアサークルのリーダーを務めました。一人一人実態の異なる子どもたちが、一緒に楽しめるように、そして安全に活動できるようにサークルの仲間や保護者、施設の関係者と話し合いを重ねました。レクリエーションを考えたり、大勢の学生と子どもをまとめたりすることは難しく感じることもありましたが、それ以上にイベント中、夢中になって遊んでいる子どもたちの笑顔にやりがいや達成感を感じました。
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ボランティア参加学生と
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ボランティアスタッフの仲間と
授業

私は視覚障害児教育専攻に所属しており、授業の中で触覚教具の作成や点字指導について学びました。ゼミでは視覚特別支援学校や療育施設、就労支援施設などを見学する機会を設けていただきました。このことは子どもたちの将来を見据えた教育について考える貴重な経験になり、私自身の視野を広げることができました。また、その他の障害についても指導法などを学び、5障害の免許を取得できたことは様々な実態の子どもたちの支援への自信になりました。さらに、教育実習を通して、一人一人の子どもの実態に合わせて活動を構成したり、教材を作成したりする中で、子どもが成長する喜びをもっと感じたいと思うようになり、特別支援学校の教員を志望することにしました。
教員採用試験対策
私が教員採用試験を受けるにあたって、同じ自治体を受ける仲間の存在は欠かせませんでした。今年は新型コロナウイルスの影響で例年とは異なる試験内容・方法だった上、要項発表後の変更もあり、多くの不安がありました。そのような状況の中で、仲間と情報を共有し、励まし合いながら試験対策を行うことで不安も徐々に減り、前向きな気持ちで自信をもって臨むことができました。リモートで一緒に面接の練習を行ったり、模擬授業の内容を検討したり、実技の練習をしたりしたことは、学生生活で楽しかった思い出の一つです。また、一緒に試験対策をする中で、お互いの良さやアイデアを吸収し、お互いを高め合えたことも合格につながったと思っています。
教員として働くことへの意気込み

私は、春から特別支援学校の教員になります。大学生活では、授業やサークル活動、教育実習、放課後等デイサービスでのアルバイトなどで、多くの出会いがあり、素敵な思い出もできました。その出会いの中で私自身は大きく成長できたと思っています。福岡教育大学で学んだ多くのことを最大限に生かし、教員として成長し続けたいと思います。私の明るさと前向きさという「自分らしさ」を生かして、子ども一人一人の「自分らしさ」を大切にできる教師になりたいです。これからの新しい出会いを楽しみにしています。
石飛 真帆 さん
島根県教員採用試験 特別支援学校小学部 合格

氏名 | 石飛 真帆(いしとび まほ) |
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学年 | 特別支援教育教員養成課程 知的障害児教育専攻 4年 |
出身校 | 島根県立出雲高等学校 |
私が教員採用試験に合格できたのは、周囲の人の支えがあったからだと思います。受験する自治体は違いましたが、同じ特別支援学校を受験する友達と1次試験に向けて励まし合いながら一緒に勉強したり、2次試験に向けて、面接や模擬授業の練習をしたりしました。友達と一緒に取り組むことで、情報を共有することができたり、自分自身のモチベーションにも繋がったりすると思います。2次試験に向けては、キャリア支援センターの講座に参加したり、友達と一緒に練習をしたりしました。何度も繰り返し練習をしたことで、自分の改善点や強みが分かり、本番も落ち着いて自分の力を発揮することができたのではないかと思います。皆さんも周りの人と支え合いながら、最後まで頑張ってください。