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第3回鉄学講義(2009年12月18日)

第3回「鉄学講義」

「鉄学講義」第3回目は、「歎異抄を読む~誤解する力」と題し、弟子の唯円が師である親鸞の教えをしたためた「歎異抄」が取り上げられました。受講した学生は、日頃読み慣れない古文で書かれた仏教書の読解に苦戦しながらも、ユーモアを交えた武田氏の分かりやすい解説に、興味深く耳を傾けていました。

武田氏は、「これからたくさんの間違う生徒に出会うと思う。人は間違ったときに個性が光るもの、その出会いを通して教師として新たな発見ができるものであり、教育のおもしろさはそこにある。」と語り、さらに、親鸞と唯円を、先生と生徒との間柄に重ね、全ての衆生を救ってはじめて仏になれるとする「弥陀の誓願」になぞらえて、「間違えた生徒に「先生も間違えるんだよ。」と言えたときに先生になれる。」と、将来教員を目指す学生に力強いエールがおくられました。

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