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第2回鉄学講義(2009年6月29日)

第2回「鉄学講義」

「鉄学講義」第2回目は、前回に引き続き「風の又三郎(宮沢賢治著)」について、写実的な描写に注目しながら読み進め、作中の子どもが、どこか不気味さを感じさせる少年「三郎」と伝説の「又三郎」とを重ねてゆく心理過程を追いました。

三郎の突然の到来を機に、遊びや日常の経験、出来事を通じて、幼さから卒業していく子どもたちの成長に着目し、武田特命教授は、「教育の現場に出て、子どもたちに訪れている季節を考えてあげてほしい。生徒は先生が教えていないところからも学んでゆく。教育において費用対効果は図れない点に、教育のおもしろさがある。」と語りました。

教師を目指す本学学生たちにとって、教師への志をより一層強固なものとする、有意義な機会となりました。


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