メニューを飛ばして本文へ移動する

学生ボランティア活動の推進に関する基本方針

 

平成27年2月27日
国立大学法人福岡教育大学

学生のボランティア活動は、大学教育に地域社会の教育力を活用できるとともに、大学が地域社会に貢献できるという教育的意義を有するものである。
小・中・高等学校においても、特に学習指導要領上「ボランティア活動」の文言が盛り込まれて以来、特別活動や道徳などの中でボランティア活動などの体験活動を行うこととされ、一層その充実が図られている。
本学は、これまで、学生のボランティア活動を教育の一環として位置づけ、学内における運営体制および情報提供・相談体制の整備、ボランティア入門講座の開設、大学と受入機関、ボランティア団体、地域行政等との連携強化など、学生のボランティア活動を推進してきたところである。
そこで、以下の基本方針を策定し、学生が社会との接点を持つ機会を多く与え、学生の活動を支援することにより、学生が道徳観、責任感などの高い倫理性とともに、実践力、忍耐力、意志伝達力、折衝力、決断力、適応力、行動力、協調性などの能力を涵養することに取り組む。

基本方針

1.本学の専門性を活かした学生ボランティア活動を推進することにより、学生の資質・能力を高めていく。
2.地域社会に貢献するとともに、学生の教育実践力の向上に寄与する学生ボランティア活動を提供する。
3.学生ボランティア活動が、教育の一環として、安全で適正かつ効果的に実施されているかの検証を常に行い、改善に取り組む。

基本方針に基づく取り組み

○「学校ボランティア」活動を通して、子どもや教育現場に対する理解を深め、課題に対して自主的に解決できる能力を身に付けさせるとともに、豊かな人間性を育み、将来にわたって学校教育を担うことができる、実践力や応用力を備えた個性豊かな教員の育成に取り組む。
○「地域ボランティア」活動を通して、地域社会への貢献とともに、地域のつながりや共に生きる価値、そして、その地域社会の成り立ちや仕組みに気づくことができるような人材の養成に取り組む。
○学生ボランティア活動の意義や役割等について、学生が初年次から理解を深め、また、全ての学生が、責任感を持ちながら、自主的・自発的に参加する意欲を持つことができるように、学校、教育委員会、自治体及び地域の団体等と連携しながら学生ボランティア支援体制の充実に取り組む。
○学生ボランティア活動について、学校や地域との協議や要望及び安全面等を踏まえ、改善に取り組む。