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2005,10,28.発行 編集:吉田優子(H12年度生:イギリス特派員)
イギリスボランティア研修レポート No.27
10/27受信 「聴覚保障」
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こちらで、どこに行っても目にするマークがあります(写真)。「ここには、ループがはってあるので、補聴器をTにしてください」というステッカーです。私が最初にそれに気づいたのが、銀行だったのですが、そのあと気にするようになると、郵便局などにもありますし、スーパーのレジ、レジャー施設の受け付け、観光地の切符売り場など、とにかく「必要なところには必ずある」と言ってもいいくらいです。スーパーなどは、ロンドンの中のことしかわからないので、地方に行くとないのかもしれませんが、それでも、保障されているといえると思います。このループを誰が管理しているのかが、最大の疑問なのですが…図書館で司書の方に尋ねたところ、政府からお金が出ていると思うということでした。でも、その方も詳しいことはわからないそうです。仕組みも頼んで見せてもらったのですが、机の下に、機械が設置してあります。それにマイクがつながっていて、マイクは机に置かれていました。いろいろ尋ねてみたのですが、それが声を拾って、補聴器をつけている人に聞こえやすくなっているという簡単な作りしか知らないようでした。スーパーでも、胸にマイクをつけている人はいないので、近くにマイクを置いているのだと思います。どの程度感度がよく、どのくらい聞こえを良くできるのかなど、知りたいことは多いのですが、残念ながら詳しくわかる人に出会えず、これ以上の情報は得られませんでした。今後も、リサーチを続けて、わかったことがあれば、また、レポートしたいと思っています。
ちなみに、このシステム今まで訪れた、「アイルランド」、「ドイツ」、「ベルギー」では、目にすることはありませんでした。そう思うと、やはりイギリスの福祉制度は発達しているのかも知れません。
「TELETEXT」
こちらのテレビには必ず、この「テレテキスト」というボタンがテレビのリモコンに存在し、押すと文字放送を見ることができます。それぞれの番号で、「天気予報」、「スポーツの結果」などを様々な番組を見ることができます。元々、どのような目的で開発されたのかわかりませんが、聴覚障害のある方にとっては、本当に便利な機能だろうと思います。また、私がいつも利用している番号があるのですが、「888」で、この番号を押すと、すべての番組に「字幕スーパー」をつけることができます。ヒアリングの力が少しは付いたとは言え、まだまだテレビの内容をすべて理解できない私にとって、これは本当に助かります。日本でも、字幕放送のある番組もありますが、すべての番組についているわけではないと思います。こちらでは、ニュースなどの生番組にも、ちゃんとこのテレテキストが機能します。生番組だと時差ができたり、時にはスペルのミスもありますが、推測できる程度の間違いで、私にとってはそれもいい勉強になっています。素敵だなと思ったのは、映画につく字幕で音楽が流れるときに、ただ音のマークが出るのではなくて「Gentry Music」とか、「Softly」 「Tender」など、少しでもその音楽を想像できるような字幕が出ることです。
すべてのテレビに内蔵されている機能なので、わざわざ専用の機械を買う必要もなく、誰でも簡単に使えるので本当にいいと思います。
今のところ、生活の中で気づいたことは、このくらいですが、またいろいろ調べていきたいと思います。