No.  2005,10,17.発行   編集:吉田優子(H12年度生:イギリス特派員)

イギリスボランティア研修レポート No.26


10/15受信 「ドイツ ミュンヘン」 


 今回は、ボランティアを始めて4ヶ月経つともらえるホリデーを利用して、10日間ドイツに行ってきました。10日間もホリデーを頂けるなんて、本当にしっかりした組織でボランティアができてラッキーだなと思います。基本的には5日間ホリデーをもらえることになっていて、週末の休みとつなげて1週間というのが、CSVの決まりです。が、私の働くプロジェクトでは、7連勤がある代わりに、毎月5連休をもらえるので、その両方をつなげて、10連休になりました。と、いうことで、友達を訪ねて、ドイツの南「ミュンヘン」に行ってきました。
 ロンドンから飛行機で2時間、今回は安い航空券が手に入らなかったので、140ポンドかかったのですが、約3万円。福岡から東京に行くと思えば、海外旅行で3万は、やはり安いです。私が、ミュンヘンを訪れた9月末は、ドイツで最大のビール祭りがあっていて、街全体がとてもにぎやかでした。友達の家からフェスティバルの会場まで歩いて5分ということで、毎晩たくさんの人の奇声が聞こえたりもしましたが、昼も夜も会場に足を運べたのは良かったです。このフェスティバル毎年、9月末から10月の始めにかけて2週間半ほどあるのですが、名前は「オクトーバー フェス」です。むしろ「セプテンバー フェス」のような気がしますが。会場には、大きな特設テントが2つあり、その中で独特のフォークミュージックの生演奏を聞きながら、大きなジョッキでビールを飲むというのが、この祭りの醍醐味です(写真)。このジョッキが本当に大きくて直径10センチくらいの口で、高さが20センチくらいあります。2杯も飲めば、お腹はいっぱいです。でも、すごい人は朝から晩までテントの中に席を取っているようです。テントの外にもビアガーデンのような席がありますが、私が滞在していたときは、毎日あまり天気が良くなかったので、屋内の席が必要でした。例年、1週間はいい天気、残りの1週間は悪い天気だそうです…(晴れ女の私が行ったのに、なぜ?)フェスティバルは毎日、夜11時に終るのですが、テント内が込み合ってくると、入場制限があり、入り口が締め切られてしまいます。特に、最終日とその前日の土日はすごい人だったようで、お昼12時の時点で、入り口が閉じられていました。また、このときに着る民族衣装があり、お店の人はもちろん、地元の人もこの祭りのときはその衣装で過ごしています(みんなではありません)。会場にはこの他に、遊園地が作られていて、飲んだ後にジェットコースターに乗る人も多いようでしたが、私は遠慮しておきました。遊園地は、別の日にビール抜きで楽しみましたが、お化け屋敷はやっぱり日本のものが1番怖いなと思いました。また、このフェスティバル独特のお土産が売られているのですが…名前がわかりません。やわらかいクッキーのようなもので、ハートの形をしています。大きさは、手のひらサイズのものから、30センチくらいあるものまであり、ハートの中にいろいろメッセージが書かれています。観光客の大半はそれを買って、首からぶら下げて歩いていました。ほかには、もちろんドイツのおいしいソーセージや、アーモンドなどを砂糖でコーティングしたドイツのお菓子などが売られています。お祭りなので、少々高いですが、味は本物でした。とにかく、にぎやかにみんなでビールを飲むというお祭りで、この祭りで飲むビールは基本的に、この祭りのときにしか飲まないそうです。1日にすごい量のビールが消費されていると思うのですが、そのビールは昔ながらの方法で馬が会場内を運んでいました(写真)。みんなアルコールが入っているので、時には喧嘩を目撃することもありますが、活気であふれている楽しいフェスティバルでした。
 その他は、友達の友達の家に遊びに行ったり、観光というより、友達を訪ねてゆっくり過ごした時間が多かったのですが、大好きな現代美術館「モダン ピナコテーク」には足を運びました。現代美術館は好きな人と、苦手な人がはっきりしているので、誰にでもお勧めできませんが、ここは大きくて、展示もゆったりしていて鑑賞しやすかったです。でも、大きな建物なので、すべてを見ることはできませんでした。機会があればまた行きたいなと思います。ちなみに、この美術館平日は入場料が、9ユーロ(学生5ユーロ)ですが、日曜日はみんな1ユーロです。その分、人は多いですが、お勧めです。

 ミュンヘンの街の中心には、大きな時計(市庁舎)があり、毎日12時に「からくり」が動きます(写真)。友達が言うには、毎日たくさんの日本人がカメラを持って、12時前からここに立っているそうです。そのすぐ近くには、ペーター教会があり、私の好きな様式の教会ではありませんでしたが、大きくて素敵でした。この教会、高さが92メートルあり、階段を使って登れるそうですが、私が行った時間が遅かったので、挑戦できませんでした。10日間もいたわりに、見ていない場所が多いのですが、街の建物の多くが古いまま残され使われているので、これといったスポットでなくても、素敵な彫刻を見ることができます。ゆっくり、じっくり、両脇の建物を見上げながら歩くだけでも十分楽しめる街並みだと思いました。次回はぜひ、首都ベルリンにも行ってみたいです。