No.  2005,8,8.発行   編集:吉田優子(H12年度生:イギリス特派員)

イギリスボランティア研修レポート No.16


8/6受信 「バース」

 ロンドンからバスで2時間半、BATHの語源になった町、バースに行ってきました。最大の見所は、今から約2000年前にローマ人の手で造られたRoman Baths Museumです。2000年前に造られたとは信じられないような、すばらしい造りで、入場料は9ポンドと少々かかりますが、無料の日本語オーディオガイドもあるので、絶対に見るべき場所です。オーディオガイドを聞くと、一つ一つの風呂やサウナがどのように作られ、利用されていたかなども知ることができるので、感動も大きいです。ガイドを聞きながらじっくり見学したので、私は約2時間ここに滞在しました。観光シーズンで人が多かったこともありますが、本当に時間をかけてじっくり見る価値のある建物でした。その隣には、バース寺院があり、こちらも長い歴史を持っています。ステンドグラスも素敵で、落ち着く空間でした。


 その他にも、ここは本当に見るべき場所の多いところで、時間がたっぷりある人は1泊滞在するのもいいと思います。古い町並みが残っているので、通りを歩くだけでも、素敵な気分になります。寺院と博物館のある通りは、栄えていてお店がたくさんあり、普通の買い物を楽しむこともできます。通りを少し北に上っていくと、静かな町並みに変わっていき、アンティークのお店をたくさん見ることができます。(静かといっても観光シーズンで観光客はたくさんいましたが…)ここバースには、イギリスの中で、ロンドンの次にアンティーク店があるそうで、私もアンティークのお店を5件回りましたが…いいなと思ったティーカップは150ポンド…日本円で30000円!!でした。でも、古いボタンのセットなどは、8ポンドとお手ごろな価格で売られていたり、見るだけでも十分楽しめるので、いくつか目に付いたお店に足を運んでみるといいと思います。そんなかんじで、気になるお店を覗きながら、北に15分ほど歩くと、ロイヤル クレッセントという30軒の大邸宅が三日月形に連なっている建物を見ることができます。1軒だけ見学用に博物館として利用されているそうですが、私が訪れた月曜日はお休みで中を見ることができませんでした。今は、ホテルとして利用されているそうですが、ここは、小高くなっているので眺めもよく、周りが大きな公園なので、ゆっくりリッチな気分を味わえると思いました。
 もう一つ、ガイドブックで見てぜひ訪れようと思っていたのが、「サリーランの家」です。バースでもっとも古い家で、ここに住んでいたサリーランが作ったパンが当時大人気となり、今もカフェになっていて、その味を楽しめる…という、しかし、実際行ってみると、お昼時だったこともあり、長い列ができていました。観光に時間を使いたかったので、パンを食べることはあきらめ、写真だけ撮って退散しました。夕方、ティーを楽しもうともう一度訪ねましたが、やはり満席で、結局店には入れませんでした。とても残念です。その代わりに、というと変ですが、「エマ」などの著者として知られるジェーン オースティンが4年間暮らした家が博物館になっている建物に見学に行きました。小さなお家ですが、彼女が使った道具や洋服の展示があり、彼女の家族などについてガイドの方の説明を聞くこともできます。
 とにかく、見所の多いこの町で、私は目的地を慌しく駆け回ったのですが、帰りのバスまで少し時間があり、最後にこの町を流れるエイヴォン川のほとりを歩きました。川岸の公園に入るにはなんと!入場料が要ります。が、反対岸は無料で歩けます。また、パルトニー橋の眺めも、とてもきれいなので、私はそれで十分でした。近くに地元の人が訪れるような小さなマーケットがあり、パスティなど安く売っているので、お昼にここで安いものを買って、川岸で食べるのもいいなと思いました。
 バースは、本当に美しい町で、心が和む土地ですし、場所によっては栄えていて、買い物などを楽しむこともできます。日帰りでも十分楽しめましたが、もっと、のんびり観光を…という人は、ぜひ1泊!!とお勧めしたくなるところでした。