ムーク・センター セントルイスにある聴覚活用中心の療育施設。全米に8ケ所。  文章:りんちゃん

 「聞き取り」から話し言葉を養っていく方法を徹底して行っているセンターであった。このセンターに通っている児童の85%が人工内耳を使用しているとあって、児童の話す言葉はとても明瞭度が高く驚いた。実際、授業を見てみると、hearingとspeakingを繰り返し、訓練を行っていた。この訓練にも計画性があり、時期によって教育する言葉(構文)を目標として設定し、それにそって教育しているそうだ。ちなみに、訪れたときは「I want to〜」の構文を使用しているクラスがあった。全体的に一見厳しく教えているようであったが、子どもたちは楽しんで取り組んでいた。子どもたちの知能が高いように感じたが、実際センターに入る際はある一定の知能に達していなければ入れないということであったので、そのように感じたのであろう。現在では早期発見に伴い人工内耳の普及が進んできているので、このようなセンターはこれからニーズがどんどん増えてくるのではないだろうか。

センターの中にある教材室です。単元ごとにボックスに分けて入れてありました。このようにまとめて1つの部屋に置くことで、いろいろな教材を使いまわします。
センターの先生達が使用する部屋です。
授業の風景です。青い服を着ている男性はボランティアで参加している人です。ここでは、高校生などがこのようにボランティアで参加し、補助をしています。
人工内耳をした子どもとボランティアの高校生が遊んでいるところです。子ども達は普通に会話をし、聴覚障害があるとは分からないほどでした。後ろから話しかけられても充分に反応していました。
やはり、カラフルに掲示し、よく整理されていますね。このような教室だと学習も楽しくなる気がします。
センターの玄関です。なんだかどこかのホテルのようですね。奥の職員室はガラス張りで、教師が何をしているか分かるようになっています。