No. 2007,9,9.発行   編集:吉田優子(H12年度生:ドイツ特派員)
                   
 ドイツ研修レポート No.22


「イタリア旅行記〜フィレンツェその1〜」
 3日かけて堪能したヴェネツィアを発ち、電車で次の目的地フィレンツェへ(一人21.50ユーロ)。
フィレンツェでも私達はキョンプ場に滞在しました。このキャンプ、ヴェネツィアで滞在していたものと同じ系列で、設備はほぼ同じ(プールはありませんでした)。今回良かったことは、ロケーション。フィレンツェ中心部の南西に「ミケランジェロ広場」という、ダヴィデ像のコピーが立っている広場があるのですが、そのすぐお隣。

写真1 広場から見たキャンプ場 写真2 広場から見た夜景


街の中心地まで、歩いて15分ほどでした。また、小高い丘になっているので、眺めがとても良く、写真1は、広場から見えるキャンプ場。写真2は広場から見た夜景です。
 キャンプ場内にはレストランがありませんでしたが、すぐ近くにあるレストランがキャンプ滞在者は10%OFF。私達は4泊しましたが、3回はここで夕食を食べました!!味も良く、ボリュームもあるので、キャンプに滞在しない方も、ミケランジェロ広場に行くついでに足を伸ばすといいかもしれません。  

写真3 アルノ川にかかるフィレンツェ最古の橋、「ヴェッキオ橋」


 フィレンツェも観光都市で見所はたくさんありますが、まずは、アルノ川にかかるフィレンツェ最古の橋、「ヴェッキオ橋」。私達はキャンプから下って毎日この橋を渡り、中心地に行っていました。橋の上にずらりと並んだ店のほとんどが宝石店。店にはあまり興味はなく、私はこの橋をちょっと離れた川岸から眺めるのが好きです(写真3)。橋からは、でこぼこと住居部分が後付けされたかのように飛び出していて、今にも川に落ちるのではないかと心配になるのですが、なんだかとてもかわいらしかったです。

写真4 ゴシック建築の建物ヴェッキオ宮 写真5 大広間の天井画 


 フィレンツェの中心は、シニョリーア広場。そこに建っている大きなゴシック建築の建物がヴェッキオ宮です(写真4)。ここで、ガイドブックには載っていないお得なツアーを発見しました。「Tour of the Secret Passages」。通常は宮の内部が一般公開されているのですが、このツアーに参加すると、王がプライベートで使っていて秘密の間を見ることができ、もちろんその部屋まで、隠し扉と通路を通っていきます。思いがけない所にある隠し扉。その裏に隠された豪華な部屋とその歴史、王の話は本当に興味深かったです。また、一般公開のメインとなる大広間の天井画(写真5)の屋根裏にも登ることができました。どのようにして、この巨大な天井画を組み上げたのか...見なければ、話を聞かなければ、そのすごさは想像のつかないものだと思いました。その後は、一般公開の部屋に戻って、自由に見学できるのですが、ツアーで聞いたエピソード等を照らし合わせると、見学する視点も少々変わり、いつも以上に楽しめた気がしました。このお得なツアーと、宮内の見学料あわせて一人9ユーロでした。ただ、残念なことに日本語のツアーはないようでした(英語です)。

写真6 野外彫刻ギャラリー


 ヴェッキオ宮をでて、すぐ左手には、野外彫刻ギャラリーがあります。もちろん全てコピーですが、世界史、美術の教科書で見たような彫刻がずらりと並んでいて、多くの観光客が足を休めています(写真6)。
 この広場のすぐ脇にあるのが、フィレンツェで一番見逃せない美術館「ウッフィツィ美術館」です。ガイドブックで8月は予約した方がいいとの情報を得たので、電話でチケットを予約していたのですが、正解でした。朝の8時くらいからチケット売り場は長蛇の列。10時を過ぎた頃には、「本日のチケット完売」、「金曜日のチケット発売中」等の張り紙が見られました。
電話予約の場合、日時を指定できますが、それでも発券に並び、持ち物チェックに並びと、結局入場できたのは予約時間の45分後でした。入場料一人10ユーロ(学割あり)、電話予約料3ユーロです。私がこの美術館で一番楽しみしていたのが、ボッティチェリ。思っていたよりも大きな絵で、細部まで見事に描かれていて、圧巻でした。その他、有名な作品が数多く展示されていますし、回廊には彫刻がずらりと並んでいます。じっくり鑑賞したい方は、午前中に入館することをお勧めします。
 これが、シニョーリア広場周辺の主な見所です。ちなみに、この広場には多くのレストランが軒を連ねていますが、中には手頃な価格のレストランもありました。イタリア料理を楽しむときに、一緒に楽しみたいのがワイン。ドイツと違って、ビールが高く驚いてしまいましたが、ワインはグラスだと手頃な価格からあります。あまり詳しくない人は、「料理に合うものを」と言えば、おすすめのワインが運ばれてきます。ほとんどのレストランがハウスワインを勧めてくれますが、比較的飲みやすいものが多かったです。
 
 次回は、フィレンツェのもう一つの見所、ドゥオーモとその周辺です。