No. 2006,5,15.発行   編集:吉田優子(H12年度生:ドイツ特派員)

 ドイツ研修レポート No.6


5/15受信

「フリーマーケット」

 ドイツでは「フローマート」という名前で開催されているのですが、今回は居候先のママが、始めてお店を出すということで、少しお手伝いに行ってきました。写真は、全体の様子と、ひとつの店の様子です。
 私も、日本でフリーマーケットに出店したことがありますが、1区画1000円など、お金を払って、場所を買いました。ここ、ドイツでのシステムはわかりませんが、今回のフローマートは幼稚園の運動場であったので、お金などを払わずに出店できました。開催地が幼稚園ということで、出ているお店の多くは子供用品や玩具を売っていました。中には、本格的にハンガーで商品を吊るして展示している人や、シールで値段を表示している人もいました。また、子供が自分の要らなくなったおもちゃを売っていたり、自分で作ったカードを売っていたりもして、かわいいなと思いました。日本では、子供が一人で出店したりできないと思いますが(日本でも、学校のバザーなどではこういう機会がありますが、)、こうして出店できると、いい社会勉強になるように思いました。もっと、規模の大きなフローマートでも、同じように子供が出店できるのかなど、これから探ってみたいと思います。
 私の居候先のママも、娘さんの着れなくなった服を出品したわけですが、中には日本の甚平などもあり…多くの方が興味心身によってきていました。が、値段の感覚のないこちらの方にとって、ちょっと高く感じられたようで、売るのは難しかったです。でも、日本の普通の洋服はこちらのものに比べて、細かいところまで丁寧に作られていたり、かわらしさにも一工夫あるので、大人気でよく売れていました!!
 聞いたところでは、ドイツでこのフローマートはとても盛んに行われているようです。これから、お天気も気候もよくなるので、たくさん開かれると思います。できるだけ見に行って、掘り出し物を見つけたいなと思います。フローマートだけでなく、イギリス同様、セカンドハンドショップもたくさんあるそうで、ありがたいなと思います。ドイツや、イギリスではこのように人の要らなくなったもので、自分の必要なものをお互いが安く買えるというシステムが当たり前ですが、友達の話ではデンマークでは、このようなマーケットは全くないそうです。そのようなものを購入することが恥ずかしいと思われているのもひとつの理由のようですが、はっきりしたことはわかりません。このような、小さなイベントひとつをとっても、お国柄というか、文化の違いが現れるなと思いました。
 日本でもいまは、フリーマーケットや、リサイクルショップをよく目にしますが、本来日本では家族のつながりや、隣近所のつながりが強くて、売ったりせずに「お下がり」として、当たり前に手渡されていた気がします。そう思うと、日本の家族のあり方や、ご近所付き合いが確実に変化しているのかなとも思いました。
 いずれにせよ、まだ使えるものを大切にするという概念は一緒で、とても大切なことのように思いました。私も、ドイツ語が話せるようになったら、出店したいなと思います。

「チーズ市」

 なぜか、この週末、街の広場の一角で、チーズ市が開かれていました。そんなに規模の大きなものではなく、一つ一つの店舗は写真のように、一人の店員でまかなえる程度です。そして、その店舗が20件ほど連なっていました(写真)。その横には、お決まりのビアガーデンが用意されていて、試食で気に入ったチーズを買った人たちが、そのチーズをつまみに早速、ビールを飲んでいました。もちろん、ビールと一緒にちょっとしたつまみも売られていますが。
 また、中央ではマーチングバンドの演奏も行われていて、お天気がいいこともあって、とてもにぎわっていました。
 チーズが大好きな私も、はりきって試食をして回りましたが、どれもとってもおいしかったです。ドイツというと、ビールとソーセージが有名ですが、そのほかにも豚肉、さまざまな種類のパン、ワイン、そしてチーズとおいしいものがいっぱいあります。中には、癖が強かったり、触感の少し変わったチーズもあって、堪能できました。にもかかわらず、何も買わずに帰ってきました。
 イギリスでもそうでしたが、ここミュンヘンでも、基本的に試食というものを見かけません。その点、日本ではどこに行っても試食があって、すばらしいなと思います。試食が大好きな私は、このようなイベントの時にはりきって試食をするわけですが…これからも、このような機会があればいいなと思います。

「BBQ」
 日本でも、夏はバーベキューのシーズンですが、ここミュンヘンでも、初夏の陽気(まだ、肌寒い日が多いですが)に誘われて、バーベキューをする人が増えています。


 今回は友達に誘われて、イザー川のほとりにバーベキューをしに行ってきました。イザーはミュンヘンを流れる大きな川ですが、その一画、動物園の近くが中でも、バーベキューのスポットだそうで、私たちが行った日は、金曜の夕方ということもあって、すでにすごい人でした(写真)。写真でどの程度見えるかわかりませんが、本当にたくさんのグループが来ているので、空気自体が煙たくて…びっくりしました。ちなみに私たちの集合時間は夜8時。この写真は集合直後に撮ったのもです。まだ、明るくて、こんな時夏の訪れを感じます。
 今回集まったグループは、日本語つながりです。今、私がこちらで一番仲良くしているのがイタリア人の女性で、もうドイツに5年ほど住んでいます。もちろん、イタリア語、ドイツ語がペラペラで、今、日本語を勉強中。こちらもかなり上手です。そんなわけで、この日集まったのは、日本語を習っているドイツ人と、その友達の日本人。楽しく輪になって話すとき、半分以上が日本語です!!こうやって、集まることで自然な日本語、ドイツ語をお互いに学べるわけですが、本当に楽しい一時でした。でも、私の場合に、ドイツ語ができないので、日本語に100%頼っていて、しかも今は、居候先でも、バイト先でも日本語を話していて…ミュンヘンの中の日本に住んでいるという気分です。最近では、英語を話すことにも違和感を覚えたり。
 でもこの日、たくさんの日本語を学ぶドイツの方にあって、積極的に真剣に学ぼうとする姿勢を目の当たりにして、私の頑張らなくてはと思いました。これからも、こういう交流できる機会に積極的に参加して、楽しく勉強しようと思います!