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2006,3,28.発行 編集:吉田優子(H12年度生:イギリス特派員)
イギリスボランティア研修レポート No.38
3/28受信
10ヶ月のボランティアを終え、自分へのご褒美と(今までも旅行ばかりでしたが...)スペインに10日間行ってきました。
今回は、帰国後バタバタしていたので、レポートするのが遅くなり、いつもほど鮮明な記憶が残っていないので、どれほど皆さんのお役に立つ情報を書けるかわかりませんが、旅行の様子を書きたいと思います。
スペイン10日間のうち、4日間はマドリッド、2日間はサラゴサ、最後の4日間はバルセロナで過ごしました。
「マドリッド」
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| 国立図書館 | 街を囲む堀 |
ドイツのミュンヘンから飛行機で、まずはバルセロナに飛び、そこから国内便に乗り換えてマドリッドに入りました。スペインは、ヨーロッパの中でもイギリス以上に電車が時間通りに動かないことで有名なうえ、時間がかかるので、長距離の移動なら、飛行機を使ったほうがいいようです。また、短距離の移動なら、電車よりバスのほうが早いことが多く、料金も安いです。
マドリッドの空港で、何の入国審査もなく、気づけばスペインに足を踏み入れていました。が、世界を股に駆けて、パスポートにスタンプラリーをしている私としては、入国の印をもらえなかったのがとても残念でした。この日は、マドリッドについたのが遅かったので、泊めてくれる友達の家に行き、ゆっくり過ごしました。
スペインの首都マドリッドは、すべてが大きいというのが私の第一印象でした。道路も広く、のびのびとした感じがしますし、なんといっても2月中旬なのにイギリスと違って暖かい!!太陽を常に拝めることに、感動しました。また、今までに私が行ったヨーロッパの国と建物の雰囲気も違っていて、歩いているだけで楽しくなりました。
2日目は、主に美術館めぐりをして過ごしましたが、スペインは本当にたくさんの芸術家を輩出しているので、どこを回るか悩むところです。イギリスのように無料であれば、時間の限り...と片っ端から見れますが、どこも有料なので事前に調べたほうがいいかと思います。私が見つけた唯一無料だった展示は、国立図書館(写真1)の1階にある展示会場でした。私が行ったときは、写真のエキシビジョンがあっていましたが、とってもよかったです。そのほか、町の有名な広場などを散歩して、立派な建物をたくさん見ました。
スペイン3日目は、マドリッドから電車で1時間の「トレド」という町に行きました。
ここは、昔(どのくらい前かわかりません)スペインの首都だったところで、町全体がお堀のような川で囲まれています(写真2)。古い町並み(写真3,4)がきれいに残されていて、大都市のマドリッドとはまったく違う空気を味わうことができます。誰かが絵葉書の撮影用に作った町なのでは?と思うほど、昔の町並がきれいに残されていて、嘘のような景色を見ることができます。
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| 街並み | 街並み |
ここではまず、カテドラルに行きました。入場料は学生で4.5ユーロですが、入る価値はあります!!その周りにも、たくさん教会や、美術館がありますが、町自体が小さいので、1日かけて歩いてみてまわるのにちょうどいいと思います。でも、もし余裕があるなら、トレドにしばらく滞在して、どっぷりこの空気に浸りたいなと思いました。そのくらい、素敵な景色です。また、町の人が親切です!!通りかかった修道院に見学に入ったのですが、そこの修道院のおばあさんが、展示物についてひとつ、ひとつとても丁寧に説明してくれました。が、残念なことにスペイン語のわからない私は、何も理解でしませんでした。「わかりません」と何度もいったのですが、笑顔でずっと説明をしてくれて、とてもかわいらしい方でした。私が日本人とわかると、日本についても何か語ってくれました。旅行に行くといつも思うのですが、現地の人と話がしたいです。スペイン語が話せたらなと思いました。他には、有名なグレゴの美術館などに行きました。
マドリッド最終日は絶対に行こうと決めていた「国立ソフィア美術館」に行きました。現代美術館ですが、有名どころではピカソの「ゲルニカ」が展示されています。それは、それはすばらしかったです。他にも、スペインといえば、ダリ、ミロ...と知っている作品がたくさんあるので、日頃美術館に行かない方もここは楽しめるかもしれません。
そしてこの日、美術館で4時間過ごし、心を満たして幸せな気持ちで友達の家に戻った私に悲劇が!!友達の家に戻ると、かばんから財布が消えていました...地下鉄に乗るため切符を買ったときまでは、確実にあった財布。考えられるのはただ一つ。地下鉄の中で、マップを見ようとかばんを開けたときに掏られた!!どうすることもできません。スペインは、ヨーロッパの中でもすりが多いので、注意しなければいけないことは重々承知していましたが、一人旅になれている私は、気が抜けていました。そこから、保険会社に電話し、日本の家族に電話し、クレジットカード会社に電話し。マドリッド、最後の夜は悲しく終わっていきました。警察に行くべきでしたが、カードを停めることが先決!だったので、警察には次の日の朝行きました。スペインに来てから、とにかく困ったのが言葉。今まで、ドイツでもフランスでも、ある程度英語が通じていたのですが、スペインではまったく通じません。まず、警察署を探すのに手こずりました。やっとたどり着いた警察でも、英語は通じず。また、私が行った警察が小さかったので、大きさ警察の電話番号を渡され、そこに電話をかけました。3人目でようやく英語の話せる人が出てくれて、私の警察証明を作ってくれました。それをインターネットで私のいる署に送ってくれて、後は印刷してもらうだけ。「5分」といわれました、結局1時間以上待ちました(さすが、スペイン)。やっと出てきた書類を「あってますか?」手渡されましたが、スペイン語。「読めません」と答えました。片言の英語で説明を受け、「私の日本の住所のつづりが違います」と言うと、「そこは大事じゃないからいいんだよ」とかわされ、書き換えてもくれず…本当にびっくりの連続でしたが、いい経験をしたと思います。スペイン人でもすりに合う、日常茶飯事、「首絞め強盗に注意」という中、財布を取られただけですんだのはラッキーだったようですし、気を引き締めることができました。が、皆さんが海外に行くときは細心の注意を払ってくださいね。
こうして、警察署を後にし、マドリッドの駅から電車で「サラゴサ」に向かいました。ちなみにマドリッド駅の中は、植物園のようになっています。
「サラゴサ」
サラゴサは、マドリッドとバルセロナのちょうど中間にある都市なので、電車でこの二つの都市を観光する人は、ここによるといいかと思います。私は、知人が仕事でここに滞在していたこともあり、2泊しました。
まったく知識のないまま、ここを訪れたわけですが、大きすぎず、小さすぎず、古い建物もたくさん残っていて、観光しやすいところでした。この町でも、教会に行き、川沿いを散歩して、太陽を充電し…おいしいものをたくさん食べました。スペインのいいところ...食べ物がとにかくおいしい!!値段はもちろんピンからキリまでですが。ガイドブックのいうとおり、こちらの昼食は2時から、そしてコース料理のようなたっぷりしたものをいただきます。たくさん食べられない人は、2時前に食事を済ませることをお勧めします。それから、夕食をとる8時過ぎまでの間も、コーヒーにチョリソーとちょっとしたものを楽しむことができます。夕食のお勧めは、パブを転々として、トルティーァを食べること。そのパブ特有の物を作っているところもあるようです。とにかく種類が豊富で、とってもおいしいです!ひとつ、ひとつが小さいので、ついつい食べ過ぎてしまいますが、お酒もおいしいので、相乗効果で、毎日食べると危険だなと思いました。友達が、仕事でこの町によく滞在することから、地元の人お勧めの安くておいしい店をたくさん知っていて、海鮮類を満喫できました。イギリスでは、魚と言うと白身で、一種類しか食べられないのですが、スペインではさまざまな魚が食べられていて、タコやイカも。日本人好みの味付けのものが多いと思います。写真5は、パブで撮ったものですが、このように、たくさんの食べ物がカウンターに並べられていて、選ぶのも一苦労です。
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| パブの中 | 伝統的な屋根 | ロッククライミング |
また、サラゴサでスペインの伝統的な屋根のつくりを説明してもらい、実際たくさん目にしましたが、日本の屋根にとてもよく似ていると私は思いました(写真6)。
2日目は、サラゴサから車で1〜2時間北のほうに向かいました。(地名がよくわかりません)街から少し走ると、景色は一転、まるで砂漠です。育っている植物も、砂漠の中に咲くものが多く、夏の暑さを想像できました。ロッククライミングの盛んなところを通りかかったので、見学しましたが、フランスの国境に近いこともあり、私たちが出会ったグループは、フランス人でした。みんなベテランのようで、直角の壁をスイスイと、登っていました(写真7)。私もいつか、挑戦したいなと思いました。
この日は、このように特に当てもなく、ドライブしながら、景色を楽しんだわけですが、これが夏だとどのくらい暑いのだろうと…怖くなるほど暖かく、テレビであっていたトリノオリンピックが、近くのイタリアで行われているとは思えませんでした。