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    <title>こういうの読んでます</title>
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    <title>冷たい方程式</title>
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    <published>2012-05-16T17:00:19Z</published>
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    <summary>同題のアンソロジーの新版。といっても旧版からの収録は２編だけで、７編を加えて９編...</summary>
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        <![CDATA[<p>同題のアンソロジーの新版。といっても旧版からの収録は２編だけで、７編を加えて９編収録となっており、旧版が≪ＳＦマガジン・ベスト１≫になっていたのに対し、独立したアンソロジーという位置づけ。また、旧版の共編者の浅倉久志の死去に伴い、今回は伊藤典夫自身の訳したもので固めたそうである。トム・ゴドウィンの表題作はあまりにも有名で説明の必要はないだろう。もう一つの旧版からの収録は空中浮揚に関する物理学者を扱ったアイザック・アシモフの「信念」。新しく入ったのは、小さな植民星が２世紀ぶりに地球帝国の査察官を迎えての騒動を描くロバート・シェクリイ「徘徊許可証」。死んだフィアンセの迎えを恐れる女性のエピソード、ジョン・クリストファー「ランデブー」。プールに突然鯨が現れる、ウォルター・Ｓ・テヴィス「ふるさと遠く」。シンデレラの物語の真実を語る、ジョン・ストラザー「みにくい妹」。オッディという男のイドにまつわる話、アルフレッド・ベスタ―「オッディとイド」。超能力者の幼児の危険を描く、Ｃ・Ｌ・コットレル「危険！幼児逃亡中」。間違って届いたロボット組み立てセットの話、クリフォード・Ｄ・シマック「ハウ＝２」。新規に収録されたものも５０?６０年代の作品なので、新味はなく、定評ある入門ＳＦ短編集といった意味合いのようである。<br><br />
(「冷たい方程式」、伊藤典夫編、ハヤカワ文庫SF1832、2011年11月発行、ISBN978-4-15-011832-7)</p>]]>
        
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    <title>ヒマラヤの黄金人を追え!</title>
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    <published>2012-05-14T17:03:13Z</published>
    <updated>2012-05-14T17:19:52Z</updated>

    <summary>トレジャーハンターのファーゴ夫妻のシリーズ。大富豪のキングから突然受けた依頼は、...</summary>
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        <![CDATA[<p>トレジャーハンターのファーゴ夫妻のシリーズ。大富豪のキングから突然受けた依頼は、失踪した父親ルイスの手がかりを追っていた私立探偵アルトンの捜索だった。キングに不信を抱きつつ、ネパールに飛んだ夫妻は、キングの妻スーと息子ラッセル・娘マージョリーに付きまとわれながら、捜索を進める。手がかりとして入手したルイスの保管していた羊皮紙には、数百年前、ヒマラヤの秘境ムスタン王国の兵士たちが＜テウラン＞と称される謎の品を運び出す計画が書かれていた。ヒマラヤの峡谷の洞窟の奥深くに神秘的な収納箱を発見した夫妻は、＜テウラン＞が＜黄金人＞との異名をとることを突き止めるが、キングの執拗な追手が迫ってくる。＜黄金人＞をめぐる追跡劇の中で、かつて清朝時代に開発されたまま埋もれていた巨大飛行船の発見などもからめながら、夫妻はヒマラヤの奥の峡谷の蔦に埋もれた建造物の中で＜テウラン＞を発見し、スーらとの対決を制し、キングの野望にとどめを刺した。次は、ダーク・ピットのシリーズが出るようだが、カッスラーの年齢を考えると共作者が書いているとはいえ、驚異的なペースだ。<br><br />
(「ヒマラヤの黄金人を追え!(上・下)」、クライブ・カッスラー＆グラント・ブラックウッド著、棚橋志行訳、ソフトバンク文庫NV、2012年3月発行、ISBN978-4-7973-6545-0,978-4-7973-6546-7)</p>]]>
        
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    <title>早熟な夢想家(ペリーローダン422)</title>
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    <published>2012-04-17T14:29:21Z</published>
    <updated>2012-04-17T14:45:46Z</updated>

    <summary>前半の表題作では、次元トンネルの崩壊でダッカル次元風船に閉じ込められた公会議の残...</summary>
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        <![CDATA[<p>前半の表題作では、次元トンネルの崩壊でダッカル次元風船に閉じ込められた公会議の残党。次元風船が不安定化する中、ツグマーコン人科学者のカルフは、"早熟な夢想家"と呼ばれる人工的に作った超能力を持つ特異なツグマーコン人、カドとシグにエネルギー嵐に対処させようとする。そこへブラックホールによる次元トンネルが通じ、ラール人艦隊が進入してきた。侵攻するラール人のＳＶＥ艦に対し、超能力で対抗するカドとシグだが、２人の能力の強力さに恐れをなした一同により、彼らの乗るＳＶＥ艦をブラックホールに突入させてやっかい払いをする計画が実行される。計画を知りながら、普通のツグマーコン人たちとは折り合えないことを自覚したカドとシグは自発的にブラックホールの中に隠棲することを選択する。後半の「オリンプの異人」では、オリンプの監視装置からの報告で、留守中の地下帝国に正体不明の異人が出現したことを知ったアンソン・アーガイリスこと、ヴァリオ５００ロボットは、ラール人の脅威が去った今、オリンプに帰還して事態を究明しようとする。調べてみるとオリンプには５隻もの様々な種族の宇宙船が密かに降りていることが判明、その中の１隻に侵入したアーガイリスは、異人が分子変形能力者・ガイズ＝ヴォールビーラーであることを知る。その１人を捕えたアーガイリスは自分の地下帝国で調査を開始し、ラール人支配後のオリンプの重要性を認識したティフラーは、アーガイリスを助けるため、テケナーとケルシュル・ヴァンネを派遣する。<br><br />
(「早熟な夢想家(ペリーローダン422)」、Ｈ．Ｇ．フランシス＆Ｈ．Ｇ．エーヴェルス著、渡辺広佐訳、ハヤカワ文庫SF1846、2012年4月発行、ISBN978-4-15-011846-4)</p>]]>
        
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    <title>聖女の救済</title>
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    <published>2012-04-14T17:19:01Z</published>
    <updated>2012-04-14T17:44:04Z</updated>

    <summary>探偵ガリレオのシリーズの長編の文庫化されたもの。このシリーズは読んでるけど、これ...</summary>
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        <![CDATA[<p>探偵ガリレオのシリーズの長編の文庫化されたもの。このシリーズは読んでるけど、これまではここに記録してなかったかもしれない。IT系企業の社長が殺された。男から離婚を切り出された妻には鉄壁のアリバイがあった。草薙刑事が美貌の妻に魅かれていることを察知した内海刑事は独断でガリレオこと帝都大・物理学科の准教授・湯川に相談に行く。死因はコーヒーに入っていた亜ヒ酸（ヒ素）だが、その混入経路がわからない。死んだ男は、妻の留守中に次の女を自宅に呼び、二人でコーヒーを入れて飲んでいるが、その時は何もなかった。そして、その次の朝、男は死んだ。ずっと留守にしていた妻には犯行に及ぶ機会が全く見当たらない。考えた末に湯川が出した結論は虚数解、即ち、原理的には可能だが、現実的にはとても不可能としか思えない方法だった。唯一のその解を確認すべく動く、内海と草薙たちにより、徐々に明らかになる背景。死んだ男は子供ができない女とは付き合う価値がないとして、前の恋人は捨てられた後、亜ヒ酸による服毒自殺をとげていたのだった。妻は結婚して男がその主義を変えることを祈っていたが、１年たって妊娠しないことから予定どおり別れを告げられた時、妻は殺人を実行したのだった。最後に明らかになる亜ヒ酸の混入方法、そこには妻の恐るべき計画が潜んでいた。これで後は最新長編の「真夏の方程式」ぐらいか。文庫化まで待つか、借りてでも読むか。<br><br />
(「聖女の救済」、東野圭吾著、文春文庫、2012年4月発行、ISBN978-4-16-711014-7)</p>]]>
        
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    <title>エスケヱプ・スピヰド</title>
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    <published>2012-04-13T17:02:06Z</published>
    <updated>2012-04-13T17:45:41Z</updated>

    <summary>戦争が終わって２０年、昭和１０１年の廃墟の町≪尽天≫で物資探索に出た少女・叶葉は...</summary>
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        <![CDATA[<p>戦争が終わって２０年、昭和１０１年の廃墟の町≪尽天≫で物資探索に出た少女・叶葉は、誤って落ちた穴で大戦生き残りの兵器に襲われたところを棺に眠る少年に助けられる。少年はかつて、軍最強の兵器と言われた≪鬼虫≫という意識を持つ自立兵器の生き残りの１つであり、九番式≪蜂≫金翅の九曜と名乗る。九曜は兵装である≪蜂≫の故障で自立判断に支障をきたして司令を必要とし、叶葉がその司令となったのだ。叶葉は兵器である九曜を人として扱い、九曜も徐々に叶葉に感化されていく。しかし、平穏な日々は東京に生き残りがいることが判明し、そこからの物資輸送ヘリが撃墜されたことで変化する。撃墜したのは、もう１つの≪鬼虫≫の生き残り、壱番式≪蜻蛉≫四天の竜胆であった。九曜が故障で長い眠りについていたのも、大戦末期に竜胆と戦って負けたからであった。≪蜂≫の修理がほぼ済み、結合した九曜は、叶葉と培った人間らしい情報を戦闘には不要と判断して凍結し、再び感情を持たない兵器に戻る。そこに九曜の復活を察知した竜胆が現れ、その攻撃で九曜がやられた時に間に入ったのは叶葉であった。決死の意志で竜胆に立ち向かった叶葉に感じ入った竜胆は、九曜に「思考しろ。貴様が生きて、なお戦わんとするのは何故だ」と、言い残して去る。戦闘機械として戦って死ぬだけを考えていた九曜に迷いが生じる。≪尽天≫地下に冷凍睡眠で眠る人々を叶葉たちが守っていることを知り、死ぬためではなく、彼らを、そして叶葉を守るために戦うことを決意した九曜は、凍結した叶葉との交流の知識を再び取り戻す。整備兵の生き残りの安東たちと、対竜胆の策を練る九曜は、竜胆を最強たらしめているのは、特攻術≪神経加速≫（タキオン）により知覚能力を拡大して周囲のものがゆっくり見えるようにする能力と、ナノマシン水鉄（みずかね）の完全制御による鉄壁の防御・攻撃能力によると説明する。九曜の電磁制御（エレキテル）能力により無力化された水鉄を見て、やっと竜胆攻略のヒントが得られる。そしてついに≪蜂≫が完全復活、九曜は叶葉の「絶対に帰ってくること、いってらっしゃい」の声を受け出撃する。すぐに察知して戦闘に入る竜胆と九曜。やはり竜胆の攻撃はすさまじく、防戦を続ける九曜は、秘策を繰り出す。電磁制御を極限まで進め、オーバークロックによる疑似神経加速（タキオン・エミュレート）により竜胆の速度に対抗、蜂の特攻形態が蜻蛉を貫こうとした時、蜻蛉の最終防御・攻撃手段≪神風≫が繰り出される。避けようのないその攻撃に蜂が貫かれた瞬間、もう一つの秘策、電磁制御によるナノマシンへの干渉を繰り出す。≪蜂≫の兵装が破壊された後、飛びかかった九曜は軍刀で竜胆本体を貫く。戦いが終わった後、海岸に打ち寄せられていた九曜を発見した叶葉と安東たちは、何とか九曜を生き返らせることに成功する。外装である≪蜂≫を失った九曜は、蜻蛉がいなくなり≪尽天≫を離れることができるようになったため、八州を見て回りたいという叶葉と共に旅立つことになる。電撃小説大賞とのことで気になっていたが、地元の書店で「地元（福岡）在住作家」という特別なポップまで立ってたので、買ってみたが確かに面白かった、満足。<br><br />
(「エスケヱプ・スピヰド」、九岡望著、電撃文庫、2012年2月発行、ISBN978-4-04-886343-8)</p>]]>
        
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    <title>ぶらぶら　ひでお絵日記</title>
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    <published>2012-04-10T15:35:59Z</published>
    <updated>2012-04-10T15:45:37Z</updated>

    <summary>絵日記ということでコミックのカテゴリに入れていいのか、という疑問はあるが、帯にあ...</summary>
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        <![CDATA[<p>絵日記ということでコミックのカテゴリに入れていいのか、という疑問はあるが、帯にあるとおり、中身は女子高生のスケッチ満載なので、まあいいか。ウェブの絵日記をまとめたもの。2008年6月?2009年6月までの分。ときどき入る、〇〇読了、とか、映画△△を見る、とかが読書傾向などが伺えて興味深いが、もちろん、ほぼ毎日描かれる女子高生のカワイイ姿がいい。巻末には著者がＪＫ（女子高生）を熱く語るインタヴューとあとがきマンガつき。ＪＫのイラストはいくら見ても飽きない。このまま続いてるなら、さらに２年分以上あるはずで、続きが出ないかな。<br><br />
(「ぶらぶら　ひでお絵日記」、吾妻ひでお著、角川書店、2012年2月発行、ISBN978-4-04-120115-2)</p>]]>
        
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    <title>ガラス世界(ペリーローダン421)</title>
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    <published>2012-04-09T16:52:16Z</published>
    <updated>2012-04-09T17:08:34Z</updated>

    <summary>前半の表題作では、第四具象がのブルロクに捕まり宇宙を旅するローダンは、ある惑星で...</summary>
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        <![CDATA[<p>前半の表題作では、第四具象がのブルロクに捕まり宇宙を旅するローダンは、ある惑星で一時的にブルロクのエネルギー球体から解放される。そこは一面にガラスの破片がちらばる世界だった。かつていた知性体は絶滅したらしいが、有機知性体を狩るアンドロイドが生き残っており、ローダンを狩り始める。フェレットのような原住生物に助けられたローダンは、その生物にエラートが宿っていることを知る。休息を終えたブルロクがエネルギー球体を開いた時、フェレットが中に入り、ブルロクのメンタル攻撃により、エラートたちはフェレットから解放され、次は人間の体に宿る。ローダンは再びブルロクのヒュプノインパルスに捕まり、宇宙へ旅立つ。それからしばらくして、クリスタルのシュプールを追う≪ソル≫がその惑星に到着し、降り立ったグッキーたちはしばらく前までローダンとエラートがそこにいたことを知る。後半の「無限への門」では、ラール人がブラックホールに突入するのを待つティフラーだが、ホトレノル＝タアクは罠を疑いいったんブラックホールから艦隊を遠ざける。さらにラール人の撤退後にテラに戻るティフラーの計画に反対するガイア人の一部がラール人に接触しようと行動を起こす。事態を憂慮したティフラーは、テケナー、ヴァンネとヴァリオ５００ロボットをブラックホールに派遣する。計略により、ヴァリオ５００がケロスカーが最後に残したメッセンジャーのふりをして、ラール人にブラックホール突入を促したことで、やっとラール人艦隊は動き出す。ホトレノル＝タアクは部下の反抗を逃れて脱出し、副官のパアス＝トレールの元、ラール艦隊はブラックホールに突入する。<br><br />
(「ガラス世界(ペリーローダン421)」、クラーク・ダールトン＆Ｈ．Ｇ．フランシス著、五十嵐洋訳、ハヤカワ文庫SF1843、2012年3月発行、ISBN978-4-15-011843-3)</p>]]>
        
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    <title>カーニバル・ナイト(妖精作戦 PART III)</title>
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    <published>2012-04-08T15:58:39Z</published>
    <updated>2012-04-08T16:13:14Z</updated>

    <summary>ストーリーは再び本筋に戻って、SCF は小牧ノブ誘拐のために次の手を打つ。エスパ...</summary>
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        <category term="SF小説" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.fukuoka-edu.ac.jp/~kanamitu/Blog/">
        <![CDATA[<p>ストーリーは再び本筋に戻って、SCF は小牧ノブ誘拐のために次の手を打つ。エスパーの工作員・和紗結希を転校生として星南学園に送り込んだのだ。結希はテレパスであり、かつ、TNT火薬20トン相当の破壊力を生み出すサイコ・クラッシャーだった。援護に動くSCFの通常戦力部隊に対抗するため、探偵の平沢も武器調達に動く。事態を察した沖田たちは、結希の正体に気付きながらも、お近づきになろうとデート作戦を繰り広げる。ついに、作戦決行の日、学園周辺は戦場と化し、戦車や戦闘機と平沢がドンパチやる中、結希が超能力を発動し、ノブの誘拐に成功する。ぎりぎりのところで奪還して終了というのがありがちなパターンだが、奪われたノブを見送り奪還を決意する榊たち、で『続く』で終わるという衝撃の結末、当時話題になったそうだが、こりゃ早く最終巻を出してもらわないと。エイリアンからの通信があったことが触れられるが、その内容も次巻で、という引き際。なお、この巻で出てきた新キャラクター・和紗結希だが、超絶的な能力を持ちながらも、無口・無感動（風）キャラという、以後、一種のスタンダードになったキャラの原型だそうだ（エヴァの綾波レイなど）。巻末の解説では谷川流が、自身のキャラ・長門有希も結希がモデルだと断言している、名前も一緒だし。<br><br />
(「カーニバル・ナイト(妖精作戦 PART III)」、笹本祐一著、創元SF文庫、2012年3月発行、ISBN978-4-488-74103-7)</p>]]>
        
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    <title>NOVA7</title>
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    <published>2012-04-08T12:26:54Z</published>
    <updated>2012-04-08T12:52:03Z</updated>

    <summary>宮内悠介「スペース地獄篇」は、宇宙の高利貸しを描いたNOVA5の「スペース金融道...</summary>
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        <![CDATA[<p>宮内悠介「スペース地獄篇」は、宇宙の高利貸しを描いたNOVA5の「スペース金融道」と同じ登場人物の連作。今回は人工生命の世界への取り立て。後書きによると山田正紀の原稿が落ちた代替だそうだ。小川一水「コズミックロマンスカルテットwithE」は、生命惑星を訪問する外航艦・倶利伽羅号に『結婚してえ』と迫ってくるエイリアンが出現する。谷甲州「灼熱のヴィーナス」は、金星上空で起きた大事故への対応を迫られる技術者を描く。宇宙土木シリーズとしてはNOVA3の「メデューサ複合体」に続く連作。これまで、月面、火星、水星、木星、ときて金星なので、次作は土星の予定だそうだ。増田俊也「土星人襲来」は、風俗店でバイトする大学院生の女性の元に現れた男は土星人だと言い張るが、という話。この院生が東北の大学らしく、バイトがばれることばかり心配するのがおかしい。第２回創元ＳＦ短編賞の応募作。北野勇作「社内肝試し大会に関するメモ」は、NOVA4の「社員食堂の恐怖」に続く社員シリーズ？『会社でかしなことが起きている』というカードを拾って起こるできごとを描く。藤田雅矢「植物標本集」は、昭和初期に建てられた温室の地下から発見されたのは、かつて奇妙な植物を次々に発見した博士の遺物である伝説のトビスミレだった。西崎憲「開閉式」は、母やそのほかのものに扉が見えるようになった女性の話。壁井ユカコ「ヒツギとイオリ」は、感覚が欠けた息子に感覚を教えるために感覚転送能力を持つ超能力者の少年を連れてきて、という話。扇智史「リンナチューン」は、ＡＲ環境下で、死んだ恋人のデータが残って、という話。片瀬二郎「サムライ・ポテト」は、駅構内のファーストフード店に立つコンパニオン・ロボットに意識の目覚めが起きて、という話。<br><br />
(「NOVA7」、大森望編、河出文庫、2012年3月発行、ISBN978-4-309-41136-1)</p>]]>
        
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    <title>マンガのあなたＳＦのわたし</title>
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    <published>2012-04-06T14:40:47Z</published>
    <updated>2012-04-06T14:53:54Z</updated>

    <summary>萩尾望都の対談集。副題に１９７０年代編とあるとおり、巻末の特別対談を除けば１９７...</summary>
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        <![CDATA[<p>萩尾望都の対談集。副題に１９７０年代編とあるとおり、巻末の特別対談を除けば１９７０年代、それも「百億の昼と千億の夜」の前後に集中している。第１章「ＳＦマンガについて語ろう」は「別冊新評」１９７７年４１号に掲載された手塚治虫との対談。扉の写真も初々しい。第２章「私たちって変わり者かしら」は、「月刊mini」１９７６年８月号掲載の水野英子との対談。第３章「ＳＦの話は延々尽きない」は、「月刊マンガ少年」１９７７年７月号掲載の石森章太郎との対談。第４章「親愛なるモー様へ」は、１９７８年１０月１５日発行の「ガラスの仮面フェスティバル」掲載の美内すすえとの対談。第５章「月で修学旅行の案内係」は、「モンブラン」１９７７年１１月号掲載の寺山修司との対談。これだけ何かの対談シリーズの１つなのか、ちょっと他の漫画家仲間との対談とは趣が違った。第６章「絵の理想形とは？」は、「クエスト」１９７７年創刊号掲載の小松左京との対談。対談相手のうち、手塚、石森、小松、と３人も物故しているんだなあ。第７章「マンガ、ＳＦ、アニメーション」は、１９７８年１月１日発行の「月刊リリカ増刊号」掲載の手塚治虫・松本零士との対談。そして巻末の特別対談は、羽海野チカと「全部、萩尾作品から学びました」。これは語りおろしとのことで刊行直前のようだ。１９７０年代編と銘打っているということは、他の年代も出るんだろうか。<br><br />
(「マンガのあなたＳＦのわたし」、萩尾望都著、河出書房新社、2012年2月発行、ISBN978-4-309-27307-5)</p>]]>
        
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    <title>コンセプトの大祭典(ペリーローダン420)</title>
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    <published>2012-04-03T14:23:43Z</published>
    <updated>2012-04-03T14:38:30Z</updated>

    <summary>前半の表題作では、突如テラに現れたコンセプト３０億人。大祭典と巨大花火を祝うため...</summary>
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        <![CDATA[<p>前半の表題作では、突如テラに現れたコンセプト３０億人。大祭典と巨大花火を祝うためだというが、その中にかつてのアフィリ―首脳のトレヴォル・カサルがいることが発見される。カサルはコンセプトの相棒を消し、アフィリ―の時のままインペリウム・アルファを掌握しようとする。コンセプトのヴィアナと愛し合うようになったブラフ・ポラードはコンセプトたちが成就の計画を祝うための大祭典を一緒に楽しむが、その後、カサルの人質にされ、撃たれたヴィアナに激高したポラードによるカサルは倒される。ヴィアナを助けるには他のコンセプトと一緒にエデンIIに行くしかなく、ポラードはそれを見送る。後半の「ブルロクのシュプール」では、自分たちの出自を調べるため、ローダンのクリスタルをシェーデレーアから奪ったラングルたちは、≪ソル≫を離れ、クリスタルの導く惑星に向かう。そこではフルクースが遺棄した基地と現住民が発見される。そこに現れたのはフルクース艦隊により大破したプーカルの乗るチョールクの戦艦だった。遺棄されたと思っていた基地には罠が仕掛けられており、罠にかかったラングル以外の女帝の研究者は死に、その最中に自分の出自を悟ったラングルは１人取り残される。ブジョによりラングルたちを追跡してきた≪ソル≫はラングルと合流、原住民の調査から、その惑星にローダンを連れたブルロクが訪れて罠を仕掛けていったことを突き止める。惑星を離れた≪ソル≫は再びローダンを探しに赴く。<br><br />
(「コンセプトの大祭典(ペリーローダン420)」、クルト・マール＆ウィリアム・フォルツ著、林啓子訳、ハヤカワ文庫SF1842、2012年3月発行、ISBN978-4-15-011842-6)</p>]]>
        
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    <title>明烏</title>
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    <published>2012-04-02T14:37:06Z</published>
    <updated>2012-04-02T14:49:01Z</updated>

    <summary>小松左京の落語小説傑作選。昨年の逝去で読んでみようと思っていたのが遅くなった。表...</summary>
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        <![CDATA[<p>小松左京の落語小説傑作選。昨年の逝去で読んでみようと思っていたのが遅くなった。表題作は、大学生になった甥の堅さを心配した叔父が昔なじみの女将に頼んで、という話。「天神山縁糸苧環」は、上方落語の「天神山」と「立ち切れ」を組み合わせたそうだ。桂米朝がモデルの文都師匠の芸を活写した描写も見もの。「乗合船夢幻通路」は、同じく上方落語の「三十石夢の通路」と歌舞伎舞踊「乗合船恵方万歳」をミックスしたものだそう。祇園のお茶屋で鉢合わせした知り合いにはモデルがいるらしいことは巻末の米朝師匠との対談にも触れられている。「反魂鏡」は、上方落語の「高尾」を元に、ＳＦ流にアレンジしたものだそうな。大森望による"解説"と夢枕獏による"鑑賞"つき。<br><br />
(「明烏」、小松左京著、集英社文庫、2009年1月発行、ISBN978-4-08-746399-6)</p>]]>
        
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    <title>SFマガジン 2012年5月号</title>
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    <published>2012-04-01T14:19:23Z</published>
    <updated>2012-04-01T14:37:09Z</updated>

    <summary>イアン・マクドナルド特集。小説「ソロモン・ガースキーの創世記」は、ナノ＝エンジニ...</summary>
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        <![CDATA[<p>イアン・マクドナルド特集。小説「ソロモン・ガースキーの創世記」は、ナノ＝エンジニアのガースキーが不死を手に入れようとしたことから始まるが、最初は上司との対立から、地球外への逃亡、事実上の不死となったフリーデッドたちと地球艦隊との宇宙戦争を経て、ついにはこの宇宙の終末と再生の創世記にまで至る壮大な話、思いもよらなかった傑作。もう１つの短編「掘る」は、火星上で人類の居留地を作るために大掘削抗が掘られ、その現場で生まれ育った少女のエピソード。こちらも小粒ながら宇宙開発ものになっていて、インドものとはまた違った面が見られて良かった。新ＳＦシリーズ刊行記念の特集だが、収穫だったかも。他にインタヴュー「予測のつかない国」と「サイバラバード・デイズ」の紹介も。特集外の小説は、パオロ・バチガルピ「錬金術師＜後編＞」は、イバラへの対抗手段を開発した主人公が、市長とおかかえ魔術師の陰謀にはまるが、最後には裏をかいて脱出する。連載陣では、山本弘「輝きの七日間」[第13回]は、ついにオリオノンの減少が確認されるなか、聡明化現象の続くうちに世界を変えようとする努力が始まる。梶尾真治の怨讐星域・第22話「悪魔の降下」では、両親を亡くし幼い妹とテンゲン山麓で農場を営む男の元に訪れた助言者の女と、ノアズ・アークからの探査体の発見を描く。≪現代SF作家論シリーズ≫第16回は難波弘之による広瀬正論「ジオラマ制作者の眼」。巻末には第7回日本SF評論賞決定を受けて、最終選考会採録と、優秀賞受賞作である渡邊利道「独身者たちの宴　上田早夕里『華竜の宮』論」を掲載。選考委員特別賞受賞作は次号。他には日本科学未来館のイベント紹介や、2012年の注目映画紹介、第32回日本SF大賞贈賞式レポートなど。</p>]]>
        
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    <title>南極点のピアピア動画</title>
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    <published>2012-03-31T13:27:03Z</published>
    <updated>2012-03-31T13:47:36Z</updated>

    <summary>野尻抱介が主にＳＦマガジンに掲載した連作集、末尾に書き下ろし短編が追加されている...</summary>
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        <![CDATA[<p>野尻抱介が主にＳＦマガジンに掲載した連作集、末尾に書き下ろし短編が追加されている。表題作は、月に衝突した彗星のデブリで月探査計画が延期になり彼女も去った大学院生が、ピアピア技術部のオープンソース・ハードウェア計画による工場の協力で、彼女を宇宙へ連れて行く計画を進める話。「コンビニエンスなピアピア動画」では、コンビニエンスストアに勤める女性とピアピア技術部の男性が、真空虫駆除器で生きる蜘蛛を見つけたことから、宇宙空間に蜘蛛が巣を作っていく話。「歌う潜水艦とピアピア動画」は、廃棄予定の潜水艦を利用して、ボーカロイド小隅レイの声を使って鯨との交信を試みているうちに、海山山頂にあった異星人の探査体と遭遇する話。巻末の「星間文明とピアピア動画」は、前のエピソードで見つかった異星人の探査体が、小隅レイの姿・声をコピーしたアンドロイド・あーやをナノテクノロジーで作り出す。国家機関に不当に情報を隠されることを恐れた発見メンバーは、あーやの最初の一体をつれてピアピア動画の本社に潜入、話をつけて、あーやのコピーをコンビニエンスストアの配送網を利用して全世界に拡散させる。蜘蛛のエピソードでできあがりつつあった蜘蛛の糸によるエレベータにドッキングしたあーやのコピーが宇宙に戻っていく。いまどき珍しい明るい希望に満ちたラストはこの作者らしいが、ファーストコンタクトで出現したあーやがあまりにも便利にコピーでき、非常に善良で役に立つ存在になっているなどは、都合がよすぎるとの声もあるようだ。解説はピアピア動画のモデルになったニコニコ動画の親会社ドワンゴの会長・川上氏。<br><br />
(「南極点のピアピア動画」、野尻抱介著、ハヤカワ文庫JA1058、2012年2月発行、ISBN978-4-15-031058-5)</p>]]>
        
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    <title>ねじまき少女(上・下)</title>
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    <published>2012-03-29T15:17:48Z</published>
    <updated>2012-03-29T15:43:41Z</updated>

    <summary>最近、短編集も出て勢いのあるバチガルピだが、どうもこの手の未来像というのは、現実...</summary>
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        <![CDATA[<p>最近、短編集も出て勢いのあるバチガルピだが、どうもこの手の未来像というのは、現実的かもしれないが、陰々となるものがあり、あまり好きではない。主要ＳＦ賞を総なめにしただけあって、読んでみるとすっと読めるが。舞台は石油が枯渇し、遺伝子組替動物の使役や、高性能ゼンマイを動力源とするエネルギー構造の激変したバンコク。工場を経営する西洋人のレイクは、世界を牛耳るバイオ企業のバンコクへの参入を狙う任務に密かについている。バンコクは厳格な検疫と独自の遺伝子操作で伝染病をかろうじて食い止めているためバイオ企業に狙われている。工場で働くイエローカードと呼ばれる中国系難民のホク・センはマレーシアでの中国人虐殺で家族を失いタイに亡命してきて、復権を狙っている。タイトルにもなっている"ねじまき"少女のエミコは娼館で働いている。"ねじまき"は遺伝子操作で作られたアンドロイドで、エミコは日本人の秘書だったが、主人の帰国の際に捨てられ、"ねじまき"だけが住むという町にいくことを夢みている。タイ国内では外国企業を呼び込みたい通産省と、伝染病を防ぎたい環境省が対立しており、環境省の検疫取締部隊（白シャツ隊）の隊長ジェイディーは"バンコクの虎"と呼ばれ英雄視されている。ジェイディーの女性副官のカニヤは体長にも隠す秘密を持っている。物語は、ジェイディーが失脚して死亡したことから動きだし、エミコを知ったレイクはエミコに夢中になるが、そのエミコは女王の摂政の接待の席で、暴走して能力を解放してしまい、摂政とボディガードを惨殺する。"ねじまき"は能力を発揮すれば、普通の人間の比ではない動きができるのだった。エミコのおかげで疑いを受けたレイクだが、結局はバイオ企業の参入に成功するも伝染病に倒れてしまう。一方、通産省と密かに通じていたカニヤは、白シャツの隊長になったことで、逆に入ってきたバイオ企業のメンバーを殺して＜種子バンク＞を守ろうとする。逃げ延びたエミコは、＜種子バンク＞に関わっていた遺伝子リッパーの男から"ねじまき"の制限をはずす可能性を聞き、将来に希望を持つ。<br><br />
(「ねじまき少女(上・下)」、パオロ・バチガルピ著、田中一江・金子浩訳、ハヤカワ文庫SF1809,1810、2011年5月発行、ISBN978-4-15-011809-9,978-4-15-011810-5)</p>]]>
        
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