SFマガジン2012年3月号

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恒例の英米SF受賞作特集。ジェフリー・ランディス「雲海のスルタン」は、金星の雲海に浮かぶ都市の支配者に招かれた女性研究者についていった男が巻き込まれた事件を描くシオドア・スタージョン記念賞の受賞作。アレン・M・スティール「火星の皇帝」は、火星滞在で正気を失った作業員ジェフは自らを火星の皇帝とみなすようになる、ヒューゴー/アシモフ誌読者賞ノヴェレット部門受賞作。ブラッド・R.トージャーセン「アウトバウンド」は、地球を含む太陽系が戦争で滅びた時、系外へ逃げ延びた少年が辿り着いたのはかつて系外へ向かって定住・進化していた人たちだった、アナログ誌読者賞ノヴェレット部門受賞作。レイチェル・スワースキー「女王の窓辺にて赤き花を摘みし乙女」は、女王お抱えの魔術師である女は陰謀で命を落とした後、召喚されて様々な人々に助言を与えていく、ネヴュラ賞ノヴェラ部門受賞作の前編。他に受賞長編レヴュウ(Sスキャナー特別版)、巽孝之による第69回世界SF大会リノヴェーションのレポート、加藤逸人による英米SF注目作カレンダー2010、橋本輝幸による英米SF界の動向+2011年度受賞作リスト。連載陣は、巨大海藻の秘密が明らかになる瀬尾つかさ「ウェイプスウィード」(後編)、オリオノンの影響で貧しい人々をす救おうとし始める山本弘「輝きの七日間」[第11回]、夢枕獏&寺田克也「十五夜物語」は十五章で完結、東城和実「完璧な涙」[第23回]、≪現代SF作家論シリーズ≫第14回は磯部剛喜による光瀬龍論「神々の代理戦争-『百億の昼と千億の夜』から生まれる再生」。他には、第23回SFマガジン読者賞は、海外部門がテッド・チャン「ソフトウェア・オブジェクトのライフサイクル」、国内部門が飛浩隆「零號琴」、ジャック・キャンベル≪彷徨える艦隊≫シリーズが第2部開幕編となる7の刊行記念、センターページでは2012年の注目のアニメ作品の紹介、など。

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このページは、okが2012年2月 5日 01:12に書いたブログ記事です。

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