大宇宙の地獄(ペリーローダン382)

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前半の表題作では、ヨルショル霧状星雲のムサイたちに囚われたベティはタッチャーやグッキーたちの活躍で何とか救出されアトランの元へ転送された。ムサイたちは自らを人間と認めてもらうことができず失意からアルコン爆弾で自滅の道を選んでしまう。それをローダンの裏切りと誤解したアトランは180隻の艦隊で<ソル>を包囲し2人の対立は深まる。後半の「世界の壁」では、老齢を認識したトロトはペルラトに頼んで失われた細胞活性装置の探索に赴く。いきついたのは銀河中枢部で謎の壁が取り巻く惑星ワーダル。そこに墜落していた宇宙船は女海賊ティーパ・リオルダンのものと判明する。ティーパは墜落の時死亡しており、残った乗員たちは独裁者アデンと反対勢力に別れていた。反対勢力に味方しアデンを倒したトロトはティーパの細胞活性装置を入手することに成功した。前半ではタッチャーが意外な能力を発揮したり、後半ではいつのまにかしたたかだったティーパが死んでいたり、結構意外な展開が続いた巻だった。

(「大宇宙の地獄(ペリーローダン382)」、H.G.エーヴェルス&クラーク・ダールトン著、五十嵐洋訳、ハヤカワ文庫SF1770、2010年8月発行、ISBN978-4-15-011770-2)

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このページは、okが2010年9月27日 00:36に書いたブログ記事です。

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