ニ十世紀から出てきたところだけれども、なんだか似たような気分

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鏡明が『本の雑誌』に連載している「連続的SF話」のコラムから抜粋・追記したもの。期間は1979年13号?2001年3月号(213号)。SF以外に鏡明が面白いと思った本やCDの話が多いけれど、一番の特徴は本業の出張がらみで言った世界各地での本屋めぐりかな。といってもその手の本屋があるような町(ニューヨーク、サンフランシスコ、ロサンジェルス、ロンドン、パリ、といったところからスペインやメキシコまで)が中心になるけど。最初の方にはホーガン「星を継ぐ者」なんかが出てきてなつかしい。これだけの年数になると途中で物故したSF関係者も多数出てくる。ハインライン、シマックなんかの作家から黒丸尚とかも。90年代ののあたりの話も含まれてる。鏡明のSFの嗜好は必ずしも自分と一致しないけど(あたりまえ)、大森望の日記といい、この手の本は時の流れをたどるのが面白い。続きも単行本化を強く希望する。

(「ニ十世紀から出てきたところだけれども、なんだか似たような気分」、鏡明著、本の雑誌社刊、2010年3月、ISBN978-4-86011-202-8)

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