恒例の「SFが読みたい!」だが、国内編ベスト10のうち既読は6点。その中では個人的には「虚構機関」がベストかな。海外編ではベスト10のうち既読が6点。こちらは個人的にはアッチェレランドかな。(レインボーズ・エンドはこれまでのヴィンジに比べるとイマイチ、無限記憶も前作のインパクトはないし、TAPも「ディアスポラ」とかと比べると、という感じ。一方アッチェレランドは予想を良いほうに裏切って面白かった。)関連して海外1位のミエヴィルの言葉と国内2位の長谷インタヴュー。国内1位の伊藤氏は亡くなっているのでSFマガジン前編集長の塩澤氏のエッセイ。そして集計に使われた人たちのマイ・ベスト5の全回答。サブジャンル別のベスト10は、ライトノベルSF、伝奇アクション&異世界ファンタジイ、ファンタジイ、ホラー、ミステリ、文芸ノンフィクション、科学ノンフィクション、SFコミック、SF映画、SFアニメ、の10ジャンル。特別企画として「発表!ゼロ年代SFベスト30」。こちらは国内編が既読16、海外編が既読18.個人的には国内ならマルドゥック・スクランブル、海外はディアスポラがベスト。こちらは関連して鏡明×大森望×佐々木敦による総括座談会とアンケート全回答、ベスト30ガイド。コミックが「SFが読みたい!の早川さん」by COCO。他には、2009年物故作家ブックガイドが栗本薫とJ.G.バラード。人気大河シリーズの現在はグインサーガが止まったので、宇宙英雄ローダンだけ。SFマガジン読者が選ぶ2009年ベスト。SF出版社の刊行予定が、早川書房、角川春樹事務所、河出書房新社、光文社、国書刊行会、出版芸術社、東京創元社、徳間書店、扶桑社。「ブルーマーズ」ってホントに出るの?創元さん。巻末には2009年度SF関連書籍目録とSF関連DVD目録。
(「SFが読みたい!2009年版」、早川書房、2010年2月発行、ISBN978-4-15-209107-9)

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