地球保護区

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環境汚染で人類が地球から退去して数百年後、各地の植民惑星は地球系連合を組織していた。もはや全員の地球回帰は不可能だが、独自に回帰し回復途上の自然を再開発する人々が増え問題になっていた。連合の地球保護委員会に環境調査を任されたコーリンに同行する青年シウは天才科学者といわれたオザイ博士のクローンだが、クローン仲間では落ちこぼれであり悩んでいた。地球に降り立ったコーリンとシウは地上の1グループによる宇宙船の撃墜を生き延び、ひょんなことからコーリンの命をつけ狙う少女ニナとも同行する羽目になる。さらなる襲撃や、謎の水棲生物の襲撃などの事態が襲い来る。ジャーナリストを自称するキュビエの介入で異星人オソンモウ族から提供された装置が発火し、ついには地球は再び人類の生存に適さない環境になってしまう。月にのがれたシウはコーリンやニナと共に調査員を続ける意思を固める。前作の「回帰祭」の姉妹編とのことだが背景世界は共通するものがあるのかもしれないが、直接の関係はないし。、前作を思い出させる場面などもないので別物と思ってよさそうだ。

(「地球保護区」、小林めぐみ著、ハヤカワ文庫JA972、2009年11月発行、ISBN978-4-15-030972-5)

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