にせ《マルコポーロ》(ペリーローダン371)

| コメント(0)

前半の表題作では、銀河中枢部の恒星凝集域である"サイモンズ峡谷"で会合したSZ-2とアトランのNEI艦は、SZ-2の戦力によりにせ《マルコポーロ》を撃滅する作戦の遂行を決意する。にせ《マルコポーロ》を攻撃したSZ-2は敵のバリアを崩壊させるがラール人のSVE艦隊の攻撃に、かろうじて脱出する。にせ《マルコポーロ》船内では、バリア崩壊で牢獄から脱出したハルト人2名が生ける戦闘マシンと化して暴れ回り、1人はやられるがもう1人がシュバルツシルト反応炉を暴走させて《マルコポーロ》は壊滅する。生き残ったハルト人ペルラトはアトランの誘いに応えて脱出しラール人は無人のハルト艦を追ってシュプールを見失う。途中で恒星凝集域の過酷な環境で変異した地球人の成れの果てイオタナーにプシオンエネルギーを奪われそうになり、ラスの作戦で作成したプシオンエネルギー発生器で逆にイオタナーが滅びてしまうエピソードが出てくるが、これも特に後との関係はないんだろうなあ。後半の「試練の帰還」では、目覚めた闇のスペシャリスト3名が辺境惑星ケルノトに搬送されるのを感知したグッキーたちは追跡する。ケルノトにて一時的に超能力が使えなくなったグッキーはツグマーコン人の子供に無害な生物と思われてかくまわれ、その間に能力を回復して、追跡してくるツグマーコン人から何とか脱出することに成功する。一方、《ソル》ではベラグルコルスを組み込もうとケロスカーのドブラクらが奮闘を続けるが、困難が続きなかなか思うように進展しない。

(「にせ《マルコポーロ》」、H.G.エーヴェルス&クラーク・ダールトン著、五十嵐洋訳、ハヤカワ文庫SF1745、2010年2月発行、ISBN978-4-15-011745-0)

コメントする

2010年3月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

このブログ記事について

このページは、okが2010年3月 8日 22:48に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「ドッペルゲンガーの陰謀(ペリーローダン370)」です。

次のブログ記事は「SFが読みたい!2010年版」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。