宗像教授異考録、第十集

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第1話「巨木漂流」は古代に48mもあったと伝えられる出雲大社の伝説を火山噴火による巨木漂流とからめて解明しようとする話。忌部神奈の体調異変ともからめ気を紛らわせようとする宗像の姿も描かれる。第2話「ちいさきものの手」では土壙墓から出土した人骨が抱いていたちいさな手形の土器と卵巣摘出手術を受けた神奈が病院で小さな子を失った夫婦と出会うエピソードをからめる。第3話「女帝陛下の百合若大臣」では古い説話の「百合若大臣」と「ユリシーズ」は共に孤島に流された男が苦難の果てに帰還を果たすという共通点があることから神功皇后神話や武内宿禰の話につながる。第4話「権現の馬場」では馬が突然怪死するという木曽地方の伝承の正体とミステリーサークルの謎を解く。

(「宗像教授異考録、第十集」、星野之宣著、小学館 BIG COMICS SPECIAL、2009年3月発行、ISBN978-4-09-182326-7)

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