マップス・シェアードワールド2-天翔ける船-

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長谷川祐一のスペースオペラ「マップス」の世界をSF作家が競演で描くシェアードワールドの第2弾。山本弘「勇者のいない星」では「青き円卓の戦い」と銀河統一会議の後のわずかな空白に地球の実家に立ち寄ったゲンが遭遇したグラップラー・シップとの戦いを描く。西野かつみ「オノゴロ星奇譚」では、ある星に取り残された(と見える)少年イーザと彼を見守るナミィの関係とその裏の事情を描く。友野詳「たったひとつの冴えないやり方」では銀河伝承族ブレイニアクが観察する矮小種族の少女との交感を描く。葛西伸哉「星になり損ねた男」では、しがない旅芸人となった重装甲機アーマーダイオンとエアッカがある星で偶然、伝承族と戦い住民を守る。新城カズマ「生者の船」は長大な時間を俯瞰する年代記の形式。巻末の笹本祐一「四枚目の星図」は、最終決戦の後、宇宙空間を冷凍睡眠で漂流後、目覚めた85億7千万年後の世界でゲンとリプミラが出会ったビメイダーの少女とのエピソード。壮大な時の彼方での宇宙戦闘が楽しい一編。

(「マップス・シェアードワールド2-天翔ける船-」、ソフトバンククリエイティブGA文庫、2009年2月発行、ISBN978-4-7973-5271-9)

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このページは、okが2009年4月 3日 01:47に書いたブログ記事です。

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