日本海の海賊を撃滅せよ!(上・下)

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ハイテク秘密工作船オレゴン号を駆る「現代の騎士」カブリーヨの<オレゴン・ファイル>シリーズの日本紹介第2弾(発表順では第3作)。日本海周辺で次々と船が襲撃される事件が発生する。日系アメリカ人の海運会社経営者からの依頼で海賊船探しに乗り出したカブリーヨたちだが、襲われた船を隠して運ぶ浮き乾ドックを追っていくうちに船の解体事業を仕切るジャカルタの業者の関与を突き止める。一方、捕獲した海賊船のコンテナから発見された大量の中国人の死体の調査からは蛇頭による大規模な人身売買の線も浮かび上がる。これらの調査が結びつけたのは、ロシア人火山学者がカムチャッカに秘密裏に発見した金資源の採掘に中国から運んだ渡航希望者たちを奴隷労働させているということだった。陰謀の粉砕のためにカムチャッカに向うオレゴン号だが、現地では火山の胎動が始まってしまう。奴隷化された人々の救出と犯人グループの撃滅は間に合うのか、といったストーリー。ひところの低迷期からすると、このシリーズは比較的読めるものになっている(実際に書いてるのはダブラルなんだろうけど)。

(「日本海の海賊を撃滅せよ!(上・下)」、クライブ・カッスラー&ジャック・ダブラル著、黒原敏行訳、ソフトバンク文庫NV、2008年9月発行、ISBN978-4-7973-4214-7,ISBN978-4-7973-4992-4)

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このページは、okが2008年10月12日 02:42に書いたブログ記事です。

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