シネマ天文楽入門

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ここは広い意味でのSF関係の読書記録のつもりなので、あまり本業関係の本は入れないが、これはポピュラーサイエンスとはいえ?宇宙SF映画を楽しむ?と副題がついているのでちょっとばかり書いてみる。内容は「天文教育」誌のコラムをまとめたものでSF映画をネタに色々と遊んである。<スターウォーズ>シリーズを題材に光行差と他惑星を扱い、「ライトスタッフ」を題材に化学ロケットを扱い、「ミッション・トゥ・マーズ」「レッドプラネット」を題材にホーマン軌道とテラフォーミングを扱い、「ディープ・インパクト」「アルマゲドン」を題材に天体衝突を扱い、「地球最後の日」「さよならジュピター」を題材にブラックホールの検出を扱い、「2001年宇宙の旅」を題材に未来のロケットを扱い、「宇宙戦争」「物体X」を題材に生命の進化を扱い、「アンドロメダ…」「復活の日」を題材に生命の起源を扱い、「惑星ソラリス」「ソラリス」を題材に太陽と地球の関係を扱い、「砂の惑星」を題材にハビタブルゾーンを扱い、「タイムマシン」を題材に相対論的時差を扱い、<スター・トレック>シリーズを題材に高度宇宙文明を扱っている。補遺として関係する数式もまとめてあるので便利である。高度宇宙文明で出てくる降着円盤文明については以前にハードSF研の公報に詳細な考察が載っていたもので非常に面白いのだが実際のSF作品に結びついてないようで残念だ。最後にイラストの田巻氏には申し訳ないがカバー裏のイラストはやはり不気味だと思うぞ。

(「シネマ天文楽入門」福江純著、裳華房・ポピュラー・サイエンス278、2006年11月発行、ISBN4-7853-8778-5)

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このページは、okが2006年12月18日 20:10に書いたブログ記事です。

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