銀河帝国皇女ナオシスタの起こした事故に巻き込まれ死亡後、全身サイボーグとなって軍事機密のかたまりとなったため皇女の備品(ペット)と化した千高知が主人公の星屑エンプレスシリーズ(?)の2巻。愛するケイマリリが連続殺人犯に襲われ、皇女とのペアで捜査にあたることになった高知。一方でナオシスタの父である亡きマグダ殿下の残したとされるマグダコレクションにからんで戦争推進派の暗躍が見え隠れする。特殊警察長官のグオはゲームに負けて皇帝ウレイクから罰ゲームを言い渡されうろつくうちにマグダの残した転移装置で高知と合体してしまう。一緒になって転移を繰り返すうちにマグダの残した謎が徐々に解明されてくる。マグダコレクションとは実は美しい異星人を集めて時間凍結したものであった。それを知った高知たちの前に現れたのはマグダ殿下その人であった。マグダの姿に惑わされ連れ去られたナオシスタを追った高知たちが突き止めたのは、かつてマグダが戦争で死にかけたときに残った脳を3分割して作られたうちの一体がニセマグダであり、それを利用した貿易商オム・クロジーたちが陰謀を企んだという事件の真相であった。しかし、今回はデルペカ星人の肉体サーフィン(?)なども登場し、六曜博士も相変わらずの活躍(といっていいのか?)。このデルペカ星人って一体なんなんだろう、と疑問を抱きつつ続く(のかな?)。
(「きりきりなぼくの日常(星屑エンプレス2)」小林めぐみ著、富士見ミステリー文庫、2006年10月発行、ISBN4-8291-6371-2)
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