2006年7月アーカイブ

うつうつひでお日記

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吾妻ひでおの2004年7月?2005年2月までの日々を綴ったマンガ日記。「失踪日記」が「夜を歩く」という題名でコアマガジンが出そうとして営業から拒否され、イーストプレスに行って「失踪日記」になったくだりあたりも書いてある。断酒会や毎月のクリニック通いなども書いてあり、まだまだ鬱を繰り返す悲惨な時期にあたるようだ。事件なし、波乱なし、仕事なし、と帯にあるが、事件がなくても日々の読書(途中に挟まっているインタヴューでも触れているがすごい量)の記録を読むだけでも面白い。例によって鬱を繰り返しながら図書館と書店通いの合間に仕事をする日々が綴られる。こんだけ図書館と書店通いができる生活というのもうらやましい気もする。マンガ日記としても面白く読めるが、この調子ではもっと作品を出版して、と言っても無理だろうなあ。

(「うつうつひでお日記」吾妻ひでお著、角川書店、2006年7月発行、ISBN4-04-853977-9)

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