静かな監視者の惑星(ペリーローダン322)

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前半の表題作では、惑星ペノロクの調査を続けるローダン一行の前にヤアンツァルとカトロン銀河をつなぐ結合脈を通ってトリトレーアが出現する。結合脈こそが鍵と信じるヘルタモシュはグロモ=モト星系の第3惑星パインテクを調査し、この惑星からの6次元ハイパー放射がヤアンツァルの固有定数を操作し脳移植を可能にしていることをつきとめる。パインテクの静かな監視者の庭で18のペルトゥス脳と対峙したローダンたちだが、突然の攻撃でナウパウム艦隊は全滅し、ローダンたちもペルトゥス脳を破壊し、最後に残ったペルトゥス脳を老科学者ドンクトシュに移植する。後半の「過去から来たゴリアテ」では、残されたわずかな乗員と搭載艇でパインテクのカトロン脈の放射装置に侵入したローダンたちだが、増加したペルトゥス脳の支配力に屈したドンクトシュが逃亡し、非常時用の強化生物ゴリアテに自身を移植したペルトゥス脳の襲撃を受ける。ローダンたちは激しい戦いの末、かろうじてゴリアテを麻痺させ、ペルトゥス脳を元のドンクトシュの体に戻すことに成功する。

(「静かな監視者の惑星(ペリーローダン322)」ヴルチェク&クナイフェル著、天沼春樹訳、ハヤカワ文庫SF1556、2006年4月発行、ISBN4-15-011556-7)

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