フェアリイ・ランド

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21世紀初頭のロンドンで、遺伝子ハッカーのアレックスは借金の弱みから暗黒街のビリーの依頼によりドール(ヒヒを遺伝子改造した有機生命体)の改造にかかわり、その最中に天才美少女ミレーナと関わりを持つ。ミレーナの開発したコンピュータチップとアレックスの助力により自由意志を持つドール、即ちフェアリイが生み出されるが、ミレーナは突然姿を消す。ミレーナを探してヨーロッパを旅するアレックスだが、パリ郊外のかつてのユーロ・ディズニーランドでフェアリイが自らの王国「マジック・キングダム」を構築し、その周囲のインターフェイスは自由交易ゾーンと化していた。アレックスたちは、ナノテク産業の繁栄による巨大歓楽街の中核のフェアリイの女王が鎮座するとされるところを目指す。マジック・キングダムの崩壊のあと、フェアリイのミームにより肉体も心も子どもに戻った子供十字軍が誰彼かまわず巻き込みながら人類救済をもくろみ約束の地を目指してアルバニアに向かう。マジック・キングダムの残党はアルバニアにフェアリイ・ランドを再建し子供十字軍を持ちうけるが、ミレーナを追うアレックスはそこでミレーナがウェブに偏在しようとしていることを知る。
すべてが収束する約束の地「フェアリイ・ランド」での結末はいかに。テクノゴシックとのことだが、どうも私の趣味に合わないようだ。厚さのわりにはすっと読めたんだがなあ。「4000億の星の群れ」もイマイチだったしマコーリイって合わないんだろうか。

(「ファアリイ・ランド」ポール・J・マコーリイ著、嶋田洋一訳、ハヤカワ文庫SF1544、2005年1月発行、ISBN4-15-011544-3)

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このページは、okが2006年2月 7日 00:22に書いたブログ記事です。

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