ハイブリッド

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ネアンデルタール・パララックス3部作の完結編。並行宇宙のネアンデルタール人物理学者ポンターは事故によるこちらの宇宙への落下をきっかけに、両宇宙間の門の設置をし、ネアンデルタール(ホモ・ネアンデルターレンシス:バラスト)と人類(ホモ・サピエンス:グリクシン)の交流が始まった。ポンターと人類の遺伝学者メアリはお互いに愛し合うようになるが、種族の違いを乗り越えて2人の子供を作るには、ネアンデルタール人遺伝学者が作成し、禁制品とされた遺伝子操作機コドン・ライタが必要だった。自発的に追放人になっていたコドン・ライタの開発者ヴィサンからコドン・ライタを入手したメアリは人類側の地球に持ち帰るが、並行宇宙との交流に対応するための機関シナジー・グループのディレクターであるクリーガーはコドン・ライタを使えばネアンデルタールだけを選択的に殺害するウイルスを作成できることに気付き、並行宇宙のネアンデルタールを抹殺し人類のために使おうと画策する。一方、神経生物学者シャノンたちは人類が神を信じるのは脳の中の特定の構造によるもので、それはネアンデルタールにはないことを突き止める。おりしも弱くなった地磁気の影響がまさにその脳内部位に影響を及ぼしだす。ぎりぎりでウイルス危機は回避され、2人は結婚するが、地磁気の影響はこれからも続く、というところまで。

(「ハイブリッド」ロバート・J・ソウヤー著、内田昌之訳、ハヤカワ文庫SF1535、2005年10月発行、ISBN4-15-011535-4)

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このページは、okが2005年11月 4日 19:24に書いたブログ記事です。

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