過去の近況のページ
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2010年(H22年)
- 点字講座終了(2010/12/11)
点字講習会には17名の方のご参加がありました。ありがとうございました。学生から社会人まで幅広い層の方にお集まりいただきました。少しでも点字について理解が深まれば幸いです。前半は教室で点字の基本から表記法、分かち書きの基本、英数字の書き表し方について取り扱いました。

受け付けから片付けまで4年生の3名がお手伝いをしてくれました。16時からは3班に分かれて、PCによる点字印刷、点図印刷、点字タイプライターなどの体験を行いました。各ブースでの説明を4年生にお願いしました。朝9時から17時まで濃密な1日となりました。

講座終了後、研究室にて、実習お疲れ様会&忘年会&クリスマス会を開きました。クワガタが乗ったケーキは圧巻でした。
- 点字基礎講座開催(2010/10/29)
12月11日(土)に点字基礎講座~点字の入門から基礎まで~を、氏間研究室が主催します。定員20名です。ご参加を心よりお待ち申し上げております。
昼食は、弁当屋さんに注文します。朝、受付にて実費にて承ります。
- 第11回日本ロービジョン学会(2010/10/22-24)
第11回日本ロービジョン学会学術総会が岡山で開かれました。
- 論文出ました(2010/09/28)
以下の論文が出ました。みなさんご苦労様です。よくできました。
若松歩・小島慶太・本沖萌美・氏間和仁 (2010) 弱視の幼児の療育活動の事例報告. 弱視教育, 48(2), pp.12-15.
- 学会(2010/09/21)
9月18日(金)から20日(月)まで,長崎大学で特殊教育学会学術大会が開催されました。私は「文章以外の素材の音声化の主観的難易度による評価」という題目で発表をしました。意外にも盛況で,様々なご意見をいただくことができ,有意義な時間となりました。帰りに長崎駅で角煮慢を食べて帰ってきました。今回の学会,夜7時くらいまでセッションがあることがあり,なかなかハードな学会でした。
- 時事情報(2010/09/08)
特に話題もないので、いくつか時事情報を紹介します。
- 障害者施策
- 特別支援教育の在り方に関する特別委員会
- 『図表でみる教育 OECDインディケータ(2010年版)』(Education at a Glance)の概要について
- オープンキャンパス(2010/07/31)
オープンキャンパスには多くの方にお越しいただきありがとうございました。今年度も多くの高校生や保護者、担任の先生方にご来場いただきました。ありがとうございました。3年生が中心となって準備をし、本番は2年生、4年生も参加して運営しました。高校生に様々な機器を説明することもとては、学生にとってよい学習の場となります。
- ソフトウェア公開
昨年度のシーズ開発試験資金による研究では、読書評価を行う際のソフトウェアおよび小学校の学年配当を考慮して作成された調査用文章の開発を中心的に行いました。それらの利用を望まれる方は電子メールにてご連絡ください。
文字刺激提示・提示時間測定ソフトウェアを公開します。これは文字の大きさや提示する文字、配色などを設定して、設定した通りに画面に提示し、提示時間を測定し、CSVで出力するプログラムです。読書速度などを測定する実験で利用することができます。
プログラムのマニュアルです。
ソフトウェアのダウンロードができます。ダウンロードしたファイルを解凍する際はパスワードが必要です。パスワードはメールでお問い合わせください。本ソフトウェアの使用は個人の責任の上で行ってください。Windows Xp, Vista, 7にて動作確認しております。
- 公開講座の報告(2010/07/26)
7月24日、25日と本学の特別支援教棟において公開講座(免許法認定講習)を開催しました。毎夏、九州を中心に認定講習をさせていただくのですが、1度、私色の認定講習をやりたいという思いがあり、今回それを具現化したというところです。
広く浅くやる認定講習も大切ですが、似たような話を聞くよりも、1点に執着して、参加された先生方が実際にできることを身につけていただければいいなと思ってプランを立てました。
具体的には、弱視の教育的視機能評価、読書評価、そしてそれらの結果から具体的な支援を考えるといった内容を取り扱いました。
今回は演習を入れたため定員を25名にしました。チームプレーが多くなることもあったので、はじめに、各グループ内で自己紹介をしてもらいました。

講義の1,2コマ目は、視覚の解剖生理及び光学の基礎的内容、視力の定義などについて取り扱いました。下の写真は小数視力で0.1が担う重みの違いについて説明しているところです。

3コマ目は読書評価としてMNREAD-JまたはJkを取り扱いました。はじめに、実演して説明しているところです。今回、学生のアルバイトとして、2名のルーム生に手伝ってもらったのですが、このモデルは湯地さんです。

その後、班にわかれていただいて、近見視力、最大視認力、MNREAD-JまたはJkを実施してもらいました。

こちらは、もう一人のアルバイトの鈴木さんです。

翌日は、各班にPCを配布して、エクセルにて結果の処理を行いました。前日の夜、教室内で無線LANを構築しておいたため、結果をすぐに印刷できてよかったです。

それらの結果に基づいて、「じゃー、教科書を読むときは」「新聞を読むときは」といった具体的な課題を設定して、シミュレーション下で、その課題を行うことができるような弱視の支援を考えました。例えば拡大鏡のディオプターを計算して、適した拡大鏡を選択したり、携帯型の拡大読書器を使ったりなど、いろいろ試してもらいました。「うわー、見える見える」など、シミュレーションしている先生は拡大鏡を用いて、見える、読める喜びをストレートに表現されていました。この反応で、今回の講座の目的はほぼ達成できたかなと思われます。ただし、あくまでもシミュレーションということを確認し、その限界についてもしっかりと考えている先生もおいでました。さすがです。

講義会場には、氏間研究室の機材や書籍を展示しました。

土・日の2日間9時40分から17時ころまでお付き合いいただきありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
講座の中で利用したエクセルのシート(MNREAD-J,MNREAD-Jk集計シート)を掲載しました。自動でMRS,RAを計算するようにしています。
- パワーラックス(拡大鏡)(2010/07/22)
本日、ESCHENBACHのPowerluxという据え置き型の拡大鏡が納品されました。光の種類が青っぽい色と黄色っぽい色から選べます。今回は青っぽい色の商品を購入しました。
握りやすいですし、いままでの据え置き型と違い、足が無いので書くときにも使いやすいと思いました。レンズは20Dです。
- 全ルーゼミ報告(2010/07/20)
本日は、「ロービジョンマニュアル」の講読の後、8月に誕生日を迎える鈴木さんと、倉本さんの誕生会を行いました。今回は、ホールのバースデーケーキを準備させていただきました。ルーム生でおいしくいただきました。
- 入門ゼミ報告(2010/07/05)
入門ゼミは、4月から基礎知識の確認、教育的視機能評価、読書評価と話が進んできています。本日は、いよいよ拡大率の設定方法についてをテーマとして取り扱いました。評価情報としては、MNREAD-Jの結果、CPSはB/Wが1.68logMAR、W/Bが1.38logMARで、コントラストポラリティ効果がみられる結果となりました。検査距離は10cmでした。
小学2年生の教科書(文字の高さ3.5cm)を読むのにどのような拡大が必要なのかを考えました。反転表示なしという前提で、B/Wの1.68logMARの文字高は12.0cmでした。拡大教科書(文字高:6.5cm)を用いると約2倍の拡大をすればよいということを導いて、検査距離10cmから、5cmに接近するための20Dのレンズを備えた拡大鏡を選択しました。
次に、オリジナル教科書を読書するにはどうしたらよいかという課題に対しては、3.5cmをおよそ4倍すればよいということになり、視距離は2.5cm、必要な屈折力は40Dということになりました。
20Dと拡大教科書と40Dとオリジナル教科書をそれぞれ実際に読書して確認しました。シミュレーションの限界はあるものの、それぞれの拡大が適当であることを確認できました。また、今回の被験者にとっては、オリジナル教科書+40Dの拡大鏡が読みやすいという結果でした。理由としては、拡大教科書を読むよりも、1文字あたりの頭の移動距離が少なくて済むということを挙げていました。ケースによっても違うと思いますが、こういったケースもあるのだということを確認できた時間でした。
写真は、40Dの拡大鏡でオリジナル教科書を読んでいる様子です。
- 療育報告(2010/06/17)
3年間続いた療育活動ですが、彼女は一通りのプログラムを終え、今回で少しの間休止することになりました。これからは、年に1,2回様子を見せていただくことになりました。主に土曜日の活動で下が、よく頑張ってつづけました。
- ゼミ報告(2010/06/01)
本日は合同ゼミです。視覚障害の支援機器について4年生にレポートしてもらいました。本日は拡大読書器とOCRの2つで担当は鈴木さんでした。
以下の写真は拡大読書器を説明して、実際にシミュレーション下でその効果や使用上必要となる技術などについて確認しているところです。

以下は、OCRについて説明しているところです。OCRの特徴、導入上の注意点、使用場面などについて話し合いました。

ゼミ後半は、6月が誕生月の本沖さんと矢矧さんの誕生会を開きました。
- 模様替え+プリンタ納品(2010/05/28)
研究室を明るくしようと思い、窓際の本棚をどかせて、全面サッシにしました。かなり明るくなりました。これで仕事がはかどるといいのですが。

そうこうしているうちに発注していた、日本テレソフト社製のDOG-pro32wがやってきました。さっそく点字印刷機サーバに接続し、設定をし、月曜日の課題を印刷しました。速い・静か・両面同時に印刷でき、なかなかの優れものです。ESA721はこれからは点字プロッタとして活躍してもらい、点字文章はDOG-proくんに活躍してもらうことになりそうです。
- アナミにて発表(2010/05/27)
19時30分から、M2の矢矧さんがロービジョン研究会アナミの月例研究会で発表する機会をいただきました。テーマは「DAISYの概要と教育利用」というものでした。DAISYの歴史や特徴、作成方法、教育利用などについて実演を交えながら分かりやすいプレゼンでした。質疑を入れて90分間、お疲れさまでした。当日はICTサポート福岡の会員のみなさんも加わっていただき、貴重なご意見をいただくことができました。発表の後は、近くの食堂で有意義な時間を過ごしました。3年の湯地さんも参加していて、とてもよい勉強になったと感想を述べていました。
- 土曜療育報告(2010/05/22)
本日から、新たな戦力が加わりました。
女の子の療育は総勢3名の担当になりました。新聞の活用、触察の練習などを主に行っております。活動後は、別室にて音声パソコンを使ってyou tubeで音楽を探す練習をしました。かなり気に入った様子で、2時間近く休みなしでやっていました。

男の子の療育も総勢3名の担当になりました。点字の読み書きの精度を上げるための練習を行っています。

小学校の女の子は、弱視レンズの練習です。彼女はもうじき、療育から卒業の予定です。よく頑張りました。
- 誕生会(2010/05/18)
本日は、ルームで湯地さんの誕生会を開きました。今回、M2の矢矧さんがケーキを焼いてきてくださいました。湯地さんはとても喜んでおりました。ローソクをケーキにさすのも、ローソクにに火をともすのも、それを口で吹き消すのもここ最近はやったことがなかったらしく、ケーキ以外にも楽しみがあり何よりでした。21歳も元気で頑張ってください。
- ソフトウェア公開(2010/05/17)
本日の授業では前回の積み残しがほとんどを占めてしまいました。写真はマリオット盲点を探す活動をしているところです。中心窩でどこを見るから、マ盲点がどこにでるのかそれぞれ仮説を立てて挑戦しています。無事、耳側14度から18度の幅で検出することができました。
- ソフトウェア公開(2010/05/17)
昨年度、シーズ開発試験研究委託で開発した「文字刺激提示・測定ソフトウェア」(Win xp, vista,7で動作確認済み)を公開しました。研究成果2のページをご覧ください。
- 卒業生来訪(2010/05/13)
夕方18時過ぎ(療育が終わって20分くらいして)、卒業生の若松先生が来学されました。今年、講師1年生で養護学校で活躍している様子を沢山話してくださいました。疲れるけどやりがいのある日々を送っているようで安心しました。本日来学した理由は、論文の執筆について計画を立てるためです。具体的な構成と日付を話し合いました。その後は後輩と別の論文の執筆計画を練っていました。頼もしい限りです。学校帰りのお疲れのところありがとうございました。またお土産のひよ子ありがとうございました。
- 療育報告(2010/05/13)
単眼鏡練習を平日の放課後に行うようにしました。17時前から、18時過ぎまで単眼鏡のトレーニングを集中的に行っています。下の様子は、スクリーンに投影した数字羅列を読みながら、手元のものと比較して誤りを見つけて直したり、空欄を埋めたりする作業をしているところと、その後で答え合わせをしているところです。
- 授業報告(視覚障害児教育総論)(2010/05/10)
本日の授業は、視力の話です。その際に必要となる、空間周波数の説明をしているところです。正弦波の縞視標を使ったForced-choice PL法にTACがあります。下の写真の左側が、正弦波・矩形波を使って空間周波数を説明しているところです。右側がTACの写真です。TACはラ環などを用いることができない状態像の方の視力検査で威力を発揮するツールの一つです。氏間ルームでも、療育で乳幼児さんを担当するときには出動します。
- ゼミ報告・全ルーゼミ(2010/04/27)
研究室では、入門ゼミ、卒論ゼミ、修論ゼミと研究室メンバー全員で行う、全ルーゼミを企画しています。今回は全ルーゼミの様子を紹介します。
今年初めに出版された「ロービジョンマニュアル」に基づいて勉強をしています。本日は小児のロービジョンの話しでした。

本を読む中では、遠視の話、分数視力、小数視力、logMARの話、神経の髄鞘化の話などなど様々な事柄の理解が前提となります。ここでは小人数を生かして、そんな考え方や言葉の意味を十分に理解してもらうように、適宜、体験的に、実験やらシミュレーションを取り入れながら解説を加えていきます。以下の写真は遠視の話のところです。-10Dのレンズで遠視状態をシミュレーションして、そこに+10Dのレンズを加えてその効果を体験しているところです。なぜ遠視の状態を「プラス何D」と現すのか、じゃー近視ではどうか、など適宜、簡単な光路図を描きながら説明を加えました。

このゼミでは、用語の説明や実験の際、特に4年生が活躍してくれます。4年生にとっては忘れたところを復習しつつ、ルーム1年生にとっては授業とは違い、じっくりと、よい時間になっているように思います。
- 授業報告・視覚障害児教育総論(2010/04/26)
本日の内容は、眼の構造と機能でした。そこで欠かせないのが屈折力と焦点距離の関係のお話です。今回は課題で事前にジオプターについて学んできてもらっていましたので、その知識を確認するための簡単な光学の実験を行いました。
f200とf50の直径38mmのレンズを用いて焦点距離を確認している様子です。その際、レンズの厚みも確かめてもらっておきます。

その結果に基づいて、光学台を用いて簡単な実験を行います。つまり、スクリーンを網膜に見立てて、レンズを水晶体に見立てて光源の距離とレンズの焦点距離を確認しました。

最終的には、視距離と水晶体の厚みの関係を体験的に理解してもらうために板書と口頭説明で補足します。このときに、理解が難しいのが毛様体筋の収縮により毛様体小体が弛緩してレンズが厚くなるという関係のようです。
- 卒論デザイン発表会(2010/04/23)
お隣の相澤研究室と卒論のデザイン発表会を行いました。今年の卒論生は下の3名です。みなさんここんとこ連日午前様で頑張っていたので、なかなかのできでした。
本沖さんは、弱視レンズのトレーニング効果についてトレーニングの項目を統制して調べようという研究です。

鈴木さんは、算数の解答に及ぼす視覚障害の影響を調べる内容の研究です。

林さんは、点字ディスプレイによる図形表示の基礎的研究です。

みなさん、それぞれに十分に準備をして発表することができたと思います。これからが大変ですが、頑張っていきましょう!
- Bプリントで点字プリンタ共有(2010/04/20)
うちの研究室には、2台のNew ESA721と11台のPCが動いています。それで、前々から学生からリクエストがあったのが、どのPCからでも点字を印刷できるようにしてくださいというもの。以前調べたときにBプリントの存在をキャッチしていたのですが、なかなか手を付けずにいました。
それで、昨日、点字ディスプレイなどが届いたので、いろいろと設定をせねばならなくなり、そのついでに点字印刷ソフト B プリント (LENTEK 有限会社 レンテック)をダウンロードして設定しました。プリンタのドライバ設定をして、ソフトをインストールするとすぐに使い始められました。
また、プリンタの共有も通常の手続きで行うことができ、他のPCにもBプリントをインストールすることで、どのPCからでもESA721を使うことができるようになりました。もっと早くにやっておけばよかったなぁ。
それで、研究室内のネットワークで点字プリンタサーバが立ち上がったこともあり、さっそくゼミの時に無料の点字エディタとエーデルという点図ソフトをダウンロードして設定することと、Bプリントをダウンロードしてネットワーク上の点字プリンタサーバを設定するという課題を設けて取組ました。私のルーム生は普段からソフトを探して、ダウンロードして、インストールして、設定するといったことをさせているので、特に4年生が指導的な立場で課題をこなしてくれました。設定後、同時に印刷の指示を出したらどうなるか実験しましたが、やはりそれは無理でした。(想定内)
- 点字ディスプレイがやってきた(2010/04/19)
本日、注文していた点字ディスプレイが納品されました。今回やってきたのは、KGS株式会社のブレイルメモBM32とブレイルテンダー BT46の2台です。さて、今夜からこれを使いこなすための勉強をせねばいけませんね。これらを使って、視覚障害者支援の実践力を身に付けた教員養成を行うということになります。今まで点字で印刷機はありましたが、こういった点字のPDA的な機器や、ディスプレイははじめてなので、さらに幅が広がって、先々の展開をとても楽しみにしています。
- ニューカマー in 療育(2010/04/19)
今年、3年生の湯地さんを氏間ルームにお迎えしました。ここでは彼女の療育での活躍ぶりをご紹介します。
下の写真は、5歳になる男の子の療育の様子です。療育の初めに、まず遠見と近見で視力を測るのですが、現在はハンドルゲームと称して、ハンドルを回してラ環と合わせてもらって測っています。

下の写真は、クレヨンを使って、知覚の恒常性を育てることを目的とした課題に取り組んでいる様子です。隣の4年生の本沖さんの丁寧な指導を受けながら、言葉の掛け方や教材の提示の仕方など多くのことを学んでおります。

下の写真は、土曜日の5年生の女の子の療育の準備をしているところです。ここでは弱視レンズのトレーニングを行います。スクリーンにプロジェクタで投影したり、液晶タブレットを使ったりと様々な機材を使いますので、その準備が大変です。その準備の様子の写真です。PCの設定の方法などを勉強中の様子です。

拡大鏡のトレーニングです。主には本沖先輩が行い、湯地さんは記録を担当しています。

単眼鏡では、いくつかの課題をやります。ここではスクリーンに映った線の脇に表示された平仮名をTracingしながら確認し、手元の液晶タブレットと比較して、誤りを訂正したり、不足しているところに書き込んだりする課題です。湯地さんが覗き込んでいるPCは液晶タブレット用のもので、液晶タブレットに記入している様子がリアルタイムで確認できます。

と、いうことで、少しずつ戦力となってきている新3年生の様子です。きっと1年後には、たくましく成長しているものと期待しています。
- 新入生歓迎食事会(2010/04/17)
療育の後、今年、氏間ルームに新たに加わったメンバーを歓迎する食事会を近くの洋食屋さんで開きました。今回は3年生、特別専攻科、大学院でそれぞれ1名の学生を迎えました。

コース料理も進み、最後にデザートとなった時に、なんと私の誕生日を祝っていただくという、サプライズがありました。

また、このような氏間ルームにぴったりのプレゼントまでいただき、ありがとうございます。私は4月が誕生日なので、まぁ、だいたいは、年度初めの雑踏の中過ぎ去っていくということが多かったので、とてもうれしかったです。学生のみなさんの御心遣いに感謝です。

と、いうことで、歓迎会のはずが、私まで祝っていただき、私にとって思い出に残る会となりました。今年1年よろしくおねがいします。
- ルーム生決定(2010/04/08)
2010年度のルーム生が決定しました。詳細は、ルーム生紹介(2010)でご確認ください。
併せて、指導学生データも更新しています。
※本学では、学生が所属する研究室のことをルームとよんでいます。
- 土曜療育報告(2010/04/07)
久しぶりに土曜日の療育の報告です。前回は4月3日(土)の9時30分からと11時から実施されました。
前半は新聞を読んで、単語の意味や使い方、漢字などを学習しながら、記事全体の理解を深めようという活動と、触察及び触運動感覚を伸長することを目的とした活動を中心的に行っています。ビーズの教材は担当の林さんが作ったものです。

後半は、点字の基本的な書き技能、読み技能の伸長を目的とした活動を中心に行っています。点字の読み活動については基礎的な触読トレーニングから、童話を読む練習まで行われます。特に童話は本人の好きな楽器が登場したり、「ふぁ、ふぃ、ふぉ」などの特殊音が含まれたものを選んできており、担当の鈴木さんが作成した点訳教材を基に読みの練習を行っています。ちなみに特殊音の練習は前回までで終了しています。特にラ下がり+ハ、ヒ、ホは、「ファンファーレ、ファゴット、ファン」「フィンランド、フィッシュ」「フォークギター、フォーム」など様々な単語で練習しました。

- 論文(2010/04/06)
以下の2本の論文を発表しました。
- 氏間和仁・相澤宏充・一木薫・猪狩恵美子, 英国における自立活動, 福岡教育大学附属特別支援教育センター研究紀要, 第2号, 55-63, 2010年3月.
- 氏間和仁・若松歩・小島慶太・本沖萌美, 行動評価に基づいた拡大鏡の選定及び妥当性の評価, 弱視教育, 第47巻, 第4号, 1-6, 2010年3月.
- 拡大読書器の改造(2010/04/04)
ある小学校の弱視学級に通うお子さんとご両親との3人が研究室に遊びに来てくださいました。そこで、いろいろな話をして、私にとっても様々な勉強をする機会となりました。そのなかで、拡大読書器についての話がでました。先日、ここでも紹介したタイムズコーポレーションのクリアビュー プラスという22インチの液晶ディスプレイを備えた拡大読書器(下の写真)を紹介しました。現在ご家庭で使用中の拡大読書器はブラウン管タイプのモニターを使っていて、拡大読書器本体の横に置いて使っているので、体をよじって利用せざるを得ないという話になったのでした。

それで、液晶を取り付けてなんとか、クリアービュープラスライクな状態にすると使いやすくなるのではないかという話になりました。現在の機材を生かして、どうしたら実現するのかいろいろとお話をしました。2時間ほどお話をさせていただいた後、お別れしたのでした。
そして、その翌日(4月4日)にメールをいただきました。おどろきの完成度、そしてすぐに作ってしまう、スピード。お父さんが活躍されたそうです。以下がその改造後の拡大読書器の様子です。

すごいでしょ。そして、それを裏側から回り込んで写したのが下の写真です。なんと、2段ベッドの下にアームをつりさげる形になっています。ケーブルもうまくまとめて整然として使いやすそうです。おそるべきお父さんパワーですね。お子さんも使いやすくなったといって喜んでいるそうです。

ご両親の思いを形にした傑作と思います。目的を達成するために、ちょっとした工夫と、それを実践する動機づけを持つことが重要だなぁということを学ばせていただいたご家族でした。
- 井の頭公園で花見(2010/03/30)
私の研究で10年ほど前からご指導いただいている東京女子大学の小田浩一先生のところに、現在の研究の状況と今後の進め方について助言をいただくために東京女子大にうかがいました。読書評価の研究を中心に様々な話をさせていただきました。今後の展開についてかなり励みになる時間でした。
その後、小田研究室の院生の送別会があるというのでご一緒させていただき、10年前に国立特殊教育総合研究所で長期研修をしていたときにご指導をいただき、現在も様々に貴重な意見をいただいている新井千賀子先生(杏林アイセンター)とも合流しました。下の写真はその後、井の頭公園で花見をしている様子です。とても刺激的な元気をいただいた時間となりました。
- 韓国製の書見台(2010/03/29)
3月7日に福岡市で開かれたロービジョンシンポジウムの機器展示に出されていたのがここで紹介する書見台です。韓国製ですが、タイムズコーポレーションで輸入していたので、さっそくいくつか購入しました。こういうのを私費で購入してしまうから、なかなか蓄財ができないのでしょうね。(笑)
下の商品は最も小さいタイプで3千円程度です。載せている雑誌は見開きA3程度です。

下のは最も大きなタイプで6千円程度です。こちらはローズメリー(600x300x45mm)という商品です。

角度を変える仕組みがユニークです。以下のようにして角度を変更します。ちょっと言葉では説明しにくいです。

このようにほとんど倒した状態から、

80度位まで、幅広く対応できます。

このように、書見台プラスワンという商品は既存の書見台の上に、さらにマウントできるようになっています。

こんな具合に、資料やちょっとした文房具を載せておくことができます。

安くて機能的な所見台です。よっかかっても台のゴムがしっかりときいてずれにくいです。ここで紹介したほかにサイズのバリエーションが2種類ほどあったように思います。
- 卒業式(2010/03/25)
本日、卒業式が挙行されました。11時から式で、その後、各研究室にて学位記やら免許やらを伝達します。
以下の写真は、来年度研究室に入る2年生の湯地さんから、3年、4年、特専、卒業生の佐藤君までの豪華キャストでの1枚です。あいにくの雨だったので廊下での撮影となりました。

こんな感じで証書の伝達です。

早いものです時の流れるのは。今年の卒業生が入学する年に、私も本学へ着任しました。卒業おめでとうございました。これからの活躍を期待しています。
- 卒業生来訪(2010/03/23)
本日、ゼミ終わりに濱野君と伊藤さんが訪ねてきてくれました。濱野君は社会福祉士の資格を取って来年度から岡山で、伊藤さんは引き続き福岡で務めるそうです。卒業生の元気な姿を見るとうれしいものですね。本日は卒業式です。みなさん健康に気を付けて励んでください。
- 卒業生・修了生を送る会(2010/03/20)
今夜は,ダイニングくりというレストランにて送別会でした.

料理は創作洋風料理で,金額の割にはいろいろとあっておいしかったです.在校生から卒業生へのプレゼントです.なかなか便利そうな書類入れでした.

なんと,わたしも卒業生から贈り物をいただきました.

昨日は小島君の誕生日でして,ケーキです.若松さんがろうそくを消したがっているところです.

これが,贈り物の内容です.きれいなグラスとペン立てです.研究室で大切にりようさせていただきます.

長い間,お疲れさまでした.これからの活躍を願っています.
- 土曜日療育(2010/03/20)
本日で,4年生は土曜日療育最終日です.それで,3年の本冲さんと,2年の湯地さんがメインで行いました.

単眼鏡で視力を測っているところです.とても上手に単眼鏡を使いこなせています.

単眼鏡のトレーニングです.プロジェクタと液晶タブレットを上手に使いこなしてtracingの練習です.線の傍に書かれた文字,抜けているところは書きたして,誤っているところは修正する課題を液晶タブレットで行っています.

湯地さんが答え合わせをしています.たいへんよくできています.

今回はJR鹿児島本線の電車の料金表をもちいたscannningの練習です.近々,実物の時刻表にトライです.

DSを持っているということだったので,以前,別の小学校の弱視学級の子どもにも使ってもらった眼力トレーニングをやってみました.十分に楽しんでできるようでした.こういうのもうまく使うといいかもしれないですね.

4年生は今回が最後ということで,贈り物と手紙を持ってきてくれていました.4年生は前回の金曜日に続きとてもうれしそうでした.

最後に記念写真.

差し入れでいただいた,たい焼きをみんなでいただきました.ありがとうございました.桜,豆乳,カスタードなど,最近は様々な餡があるんですね.
- 卒業論文,アナミ研究会で発表(2010/03/18)
氏間研究室では,卒論を書いた学生にできるだけ多くの場での発表の機会を作るようにしています.
すでにここでもご報告しましたように,先月は広島大学で発表をさせていただきました.
今回はロービジョン研究会アナミの月例会で発表させていただきました.
つたない研究ですが1時間もの時間を割いていただき,会員の皆様に感謝申し上げます.
今回は和室でしたので以下のような様子での発表でした.

小島君と若松さんの順で発表しました.発表も3回目になると,スライドの作りこみ,発表の組み立て内容等も洗練されてきて,卒論の内容がいよいよ自身でそしゃくされてきたかなという感想を持ちました.
発表するたびにバージョンアップを重ねること,それには思考をともないます.発表の場を多く設けることは,教育効果も大きいと毎年感じるところです.

最後は,なんだか結婚披露宴のような感じでの記念写真,右端は山田敏夫先生です.
- 幼児教育とのコラボ企画「触る美術展」(2010/03/16)
北九州美術館で「子どもから大人まで楽しめる展覧会 見つめる感じる考える展」が開催されています。この企画は、読み聞かせでもお世話になっている幼児教育の丁子先生も関わっておられます。そのこともあり、うちの療育を利用してくださっているお二人にもどうですかとのお誘いを受け、見つめて、感じて、考えに行ってきました。
教育大前13:15発の準快速に乗り合わせて出発です。二人は電車でずっと立ったまま外を眺めていました。途中、単眼鏡を少しだけのぞいてもらいました。大きく見えるといって少し興奮気味だったので、ファーストコンタクトは成功ですね。

黒崎駅で下車、そこからバスに乗って七条へ移動します。本冲さんも一緒に参加しました。

七条に着いたのはよいのですが、美術館行きのバス停のことを調べておらず、相変わらずの私の適当先導で、うろうろ。
それで、結局、降りたバス停のすぐ隣にあったのでした。

美術館行きの無料シャトルバスが到着するまで、20分ほどありました。今日はとても風が強く肌寒いということで、おしくらまんじゅうなどをしながら暖(?)をとりました。

待ってました、シャトルバス!

美術館では若松さんと合流。先も言いましたが、今日は風が強いことが彼女の髪でよく伝わるでしょう。

美術館について、まずはスタンプ遊びでウォーミングアップ。

次は、塗り絵で腕慣らし。

そして、いよいよ、芸術作品で感じるコーナーでお楽しみ中です。一番人気はこのまたがって座れる作品でした。自動車に見立ててよく遊んでいました。

こんな作品もありました。

こちらは、ボールに球を入れて遊ぶ作品です。

こちらは、カラフルな模様の上を、それぞれに感じたままに捉えて走り回る作品かな?

そんなこんなで、けっこう長い時間楽しむことができました。
続いて、はさみに初?挑戦しました。しっかりと刃先を注視して両手を協応させてハサミと紙を操作しているなぁという感想を持ちました。今日は、丁子先生も一緒でしたので、少しだけレクチャーをしてもらいました。

再び、作品で遊びに行きまして、今度は若松さんと一緒です。

最後は、バスに乗るまでの時間、美術館の入り口階段を上ったり下りたりを繰り返して、暖をとりました。

最後はバスの前で記念写真です。2日続けて、お疲れさまでした。
- 幼児教育とのコラボ企画「読み聞かせ」(2010/03/15)
本学の附属図書館の中には「こども図書室」という部屋が用意されています。

ご覧のような大きな絵本やら、ダンボールで作られたちょっとした遊具が置かれています。
読み聞かせは主に幼児教育教員養成課程の学生が幼児を対象に読み聞かせ会を実施しています。
遊具は美術教育講座の先生が作っています。
こんな具合に、こども図書室を核にして様々な人たちがコラボしています。
実は私もこの活動に少し加わらせていただいております。
その一環というわけではないのですが、いつも金曜療育に参加しているお子さんが幼児教育の学生の読み聞かせ会に参加しましたので報告します。
はじめは、エプロンを付けた学生のエプロンのポケットからジャガイモやニンジンを取り出す手遊びです。最後にカレーが完成するという歌です。肉を手にして「どら焼き」と言ったのには、なかなかの観察眼だなぁと思いました。

これは卵の殻からでたくないひよ子の話です。うーん、題名は忘れてしまいました。
コントラストも比較的高く、単純な背景であったこともあってか、キャラクターを見つけやすく、熱心に見入ってお話を聞いていました。
これだけ大きい本だと、もちろん、相対サイズ拡大法の恩恵を受けるのは当然ですが、それ以外に「足跡はどこかなぁ?」とか、「ころころと、どこを転がっていったかな?」といった質問をして、実際に絵本の上で指でさしたり、なぞったりができ、それを多くの人で共有できるのでいいですね。

こちらは家政科の学生がつくった触れる布製の絵本です。こちらは、実際に形を手で触って、同時に視知覚できるので、これはこれで楽しめますね。

ダンボールの遊具です。これはバスですね。乗り物がとても大好きな二人です
- 授業のユニバーサル化(2010/03/12)
平成22年3月8日付の日本教育新聞に、筑波大学附属小学校の授業のユニバーサルデザイン化について「教科と特別支援教育を融合」という見出しで載っていました。
そこでは、「授業のユニーバーサルデザイン研究会」(代表=桂聖)が紹介されていました。
ここでのキーワードは「焦点化・視覚化・共有化が鍵」とされていて、文学的文章の「たぬきの糸車」の授業研究が例示されていました。
私も授業や認定講習で「視覚障害の人への授業設計上の配慮の視点は、視覚に障害のない人にとっても分かりやすい授業の視点となる。」ことを添えることがあります。
例えば、(1)指示語ではなく具体的な言葉を用いる、(2)具体的な指示を出す、(3)イメージを共有する、(4)構造化して話す、(5)直接経験を重視する、(6)核になる経験をさせる・・・・などなど、様々あります。
それらの視点で通常の人に対する授業を今一度再考してみる価値はあるのではないかと思っています。
(1)でしたら。板書を指しながら「ここから、ここへ垂直な線を引いて」とか、「これが、こうなるんだ。」などと板書を指しながら授業をすることは割とあるのではないでしょうか。それに対して「この角Aから対辺BCに垂直な線を引く。」とか、「このisが、wasになるんだ」とかと言いながら板書を指して説明するとどうでしょうか?
考え付くだけでも、板書による視覚情報にさらに音声による説明が加わり、それだけでも分かりやすくなると思います。さらに、言語活動が重視されるようになっていますが、用語の用い方の学習になるかもしれません。教師が「ここ」と言って指している間、ノートを取っていたりして黒板を見ていない生徒にとっては、その間の情報保障にもなるでしょう。
平成19年4月1日 文部科学省初等中等教育局長銭谷 眞美発の「19文科初第125号 特別支援教育の推進について(通知)」中の理念の中に次の記述があります。
「さらに、特別支援教育は、障害のある幼児児童生徒への教育にとどまらず、障害の有無やその他の個々の違いを認識しつつ様々な人々が生き生きと活躍できる共生社会の形成の基礎となるものであり、我が国の現在及び将来の社会にとって重要な意味を持っている。」
これは、まさに授業のユニバーサルデザイン化も含んでいると考えられます。特別支援教育は何も特殊教育+発達障害等の人を対象にした特別な教育ではなく、もっと広い意味で概念であってほしいものです。
- 金曜療育報告(2010/03/05)
本日は,金曜の療育がありました.来年度から氏間ルームの所属になる湯地さんはスタッフとして初参加でした.
そして,若松さんと小島君にとっては最後の療育でした.
いつものように,はじめに,写真と文字で,本日の内容を確認します.

目と運動の協応のトレーニングの一つとして,先月は「ちょうがでるぞう」を行いましたが.ちょうちょの動きが速く,かなり不規則な動きをし,小さく,結果としてちょうを捕獲することがかなりこんなんでした.
それで,今回は風船を天井からつるして,それを眼で追いかけて,手でパンチする活動に変えました.
これは,なかなかよかったです.紐でつりさげることで風船の動く範囲を制限し,風船の動き自体もゆっくりで,風船が大きく視知覚しやすいなど様々な点でうまくいきました.
眼で風船を追いかけて,上手にパンチしていました.そのうち,何回できるかな?といった具合に遊びをどんどんグレーだっぷしていく姿が見られました.

今回は4年生が最後の担当ということで,なんと,サプライズのプレゼントをいただきました.小島君と若松さんの顔をかたどったクッキーのプレゼントです.

ということで,最後に記念写真です.1年間ありがとうございました.

現在,構内は工事をしていて,工事の車両やグッズに興味津津のようです.近くでじっくりと観察している様子が伝わってきます.
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- 療育発表会(2010/03/04)
1年間、研究室で取り組んできた療育活動についての発表会を実施しました。それぞれ資料の作りこみやPPTのつくりこみなど時間の無い中よくできていました。あまり細かなことは書けませんが、3年生からルームに所属するので、計画を立てて実践したことを総括して発表する過程を2回経験することになります。その中で将来の仕事で必要となる技術や知識を身につけていただければと思います。附属特別支援教育センターの療育サービスを利用してくださっている方には感謝申し上げます。
- 第3回西日本視覚障害教育研究交流会(2010/02/28)
今年は広島大学東千田キャンパスを会場に開かれました.学生の研究発表9件,教員の発表2件と充実した内容でした.うちからは小島君と若松さんが発表で参加し,ルームからは3年生3名も参加しました.基本的に学生の交流が大きな目的です.発表に対して活発な質問や意見が学生から多く出されよかったと思います.3年生に尋ねてみると,卒論に着手する前にとても参考になったという感想がありました.


- Clear View+(クリアビュープラス)納品(2010/02/26)
特別支援教育講座の経費で視覚障害学生支援の拡大読書器や音声PC,Zoom Textなどを購入していただいております.今回は拡大読書器の中でも最新型のタイムズコーポレーションのClear View+の紹介です.
今回購入したのは,22インチタイプです.さっそく0.02から0.04程度の低解像度シミュレーションで疑似体験してみました.
これは,画面を横長にして新聞を読んでいるところです.輝度調整,コントラスト調整,倍率調整,ピント固定など大きなボタンで,操作しやすいです.
また,XYテーブルには左右に棒が取り付けられており,X軸を固定して,Y軸方向に動かしたい時などは手でテーブルを固定するのに便利です.
もちろん,テーブルそのものを操作するのにもとても役立ちます.
液晶ディスプレイなので画面をこんなにせり出すこともできます.
また,電源を切るとXYテーブルが自動で固定されて動かなくなるのもいいですね.

また,このタイプは以下のように画面を縦長にもできます.縦書き文字にはうれしい機能ですね.
画面が荒れているのは撮影条件の影響です.画面はとても鮮明で,残像も気になりません.

ちなみに,こんなゴーグルです.
- International Daisy Symposium(2010/02/19)
日本財団ビルで国際デイジーシンポジウムが開催されました。世界各国のデイジーコンソーシアムの担当者が現状や今後の展望などをお話になりました。
その後は,パネルディスカッションが開かれました。現在,Daisy ver.4の規格策定中だそうです。
私は会場で発売されていたいくつかのコンテンツを購入してきました。
i-PhoneのVOD(Voice of Daisy)というDaisyプレイヤーで再生することができます。
以下の写真がそのスクリーンショットです。
左は,本棚でインストールされているコンテンツのタイトルが一覧されます。
中央は各コンテンツ内の目次です 。
右端が表示の例です。これは「賢者の贈り物」の画面です。画像はぼかしています。
文字の大きさが小さいなぁということと,文字の大きさを設定しても,頁が変わったりするとその情報が保持されないところ,またコントラストの極性が変えられないのがちょっと残念です。
でも,これから期待できる手段だと思います。特にi-Padなどで使うとかっこよくていいでしょうね。
- Zoom Text magnifier ver.9.1 (2010/02/12)
障害学生支援ということで,Ai Squared社のZoom Textを購入していただきました。ver.9.1からは,写真のようにデュアルディスプレイ対応となっております。プライマリに拡大画面,セカンダリに拡大画面が表示されます。ちょうど写真ではノートPCをセカンダリにしています。そこでハイライトされている四角の部分が,大きな外付けディスプレイに表示されています。

拡大写真
- 卒業論文発表会(2010/01/30)
卒業論文は2名のルーム生が発表しました。若松さんは「ローパス・フィルタリング法を用いた表情知覚の基礎的研究」(中央),小島君は「ワーキングメモリに及ぼす視野狭窄の影響」(左)というテーマでした。二人とも発表時間内に無事終わりました。質問にも適切に対応できていたと思います。お疲れさまでした。後は2月の広島,3月の福岡での発表を残すのみですね。
- 視覚障害児指導法の授業の様子(2010/01/18)
視覚障害児指導法IIの授業です。後半3分の1は、今まで学んだことの集大成として模擬授業とその討論会を行います。
1番目は林さんです。児童役は弱視2名、全盲2名です。弱視は0.2程度のボヤケ状態と、視野5度の状態です。林さんは「助数詞」について単元でした。助数詞の法則性をどうやって指導するのか工夫された授業でした。討論会では、実体験をどのように設定すると効果的であるかといった内容で意見が出されました。

- 第51回弱視教育研究全国大会(佐賀大会)(2010/01/14)

1番目は若松さん、小島君、本冲さんの特別支援教育センターでの実践の報告でした。会場からは「はみでんゾウ」は罰を与えているので、成功しているときに快適な音が鳴るようにするとよいなど、ありがたい意見をいただきました。

私は8番目の発表でした。拡大鏡の評価とトレーニングについて報告しました。こちらも貴重な意見をいただき今後の参考にさせていただきます。

懇親会では、多くの先生方と記念写真を撮らせていただき、普段は本や論文でしかお目にかかれない先生方にお会いでき、学生はとても喜んでいました。
鳥山先生のご著書「視覚障害指導法の理論と実際」(ジアース)は私の授業でも教科書として利用させていただいており、学生には馴染みがあったと思います。本の中でしかお目にかかれない人と出会うのはとても興奮しますよね。

集中講義でお世話になった高橋先生と一緒に1枚です。

そして、中野先生(慶應義塾大学)と佐島先生(筑波大学)との記念撮影です。

その後、ホテルの近くで反省会をもちました。みなさんそれぞれに多くのことを学び、それぞれに考えた一日だったようです。
- 卒論の提出をしました。(2010/01/13)

その後、明日からの弱視教育研究全国大会(佐賀大会)で発表する練習を行いました。はじめは15分をはるかに超えていましたが、ビデオを削り、スライドを精選し、原稿を修正し、なんとか13分ちょっとに収まりました。よかったよかった。
- 翻訳本が出版される (2010/01/12)
本日、手元に、「ロービジョン・マニュアル」が届きました。原書はlow vision manual(Edt. A. Jonathan Jackson, James S. Wolffsohn)です。私は17章の担当で参加させていただきました。出版社は株式会社オー・ビー・エス、価格は5,000円です。なかなか内容が充実したものと思っております。
- あけましておめでとうございます。本年もご指導のほどよろしくお願い申し上げます。本年も皆様にとって幸多き年となりますことをお祈り申し上げます。(2010/01/01)