「定年退職者には最後の一年は仕事を免除する」などという、過去の美風がいまどき守られるとは思っていませんが、
センター試験の出勤も含めて、若干予定外の仕事だったため、2〜3月の予定が大混乱して、崩壊しました。
たった数時間の拘束でも、結局はその数時間があるために、一日の予定していた仕事が不可能になり、
その一日がそこに入っているばっかりに数週間やひと月の間の予定変更を余儀なくされる。
私は将棋も碁もしませんが、
「うう、この位置に、この石さえなければ」みたいな状況が常にあって、にっちもさっちも動きがとれない。
「退職予定者に仕事をさせない」というのは、まんざら理由がないわけでもなく、
退職前には公私ともども、実に雑多で神経を使う作業に追われます。
担当の事務の方々の親切なご配慮には本当にありがたくて抱きつきたいぐらい感謝感謝ですが、
いろんな方のお世話になりご迷惑をかけて、それでもなお、よくもこれまでと思うほど仕事がわいて出る。
おまけに、よる年波というやつで、試験監督ひとつにしても、
老眼でマニュアルも読めず電波時計の文字もかすむ。
ひょっとミスがあっては受験生にすまないと思って、前の日の予定も消して早めに寝ても、
その変更した仕事のなりゆきが気になって、一睡もできない。
これはうつ病にちがいないと思いつつ、寝不足でふらふらしながら監督をする。
まったく「退職予定者に重要な仕事をさせない」というのは、親切ではなく危機管理だと実感しました。
そんなこんなで、ぎちぎちの予定から、はみだして犠牲になったのが、
気づけばすべて、送別会関係だったというわけです。
「なるほど、来年から退職者は仕事からはずそう」というわけにもいかないのはわかっています。
仕事の量は増加し、人手は減る一方で、なおかつ公務員を減らそうと言っている人も多いし。
政府や社会やマスメディアに、こんな現場の実態がわかっていただけないのなら、
自衛手段として少しでもこの膨大な入試業務を何とかするしかないのでしょうね。
ともあれ、そういうわけで、これ以後は、「第二研究室」のブログで私の生態はごらんになって下さい。
なお、大学には非常勤で、水曜4限と、木曜5限に来ています。水曜は前期だけです。
住所と電話番号は変わりません。メールアドレスは人文事務室に届けています。(3月26日)
学内の皆さまへ(1)
本日(9日)の教授会で、3月で退官の教員は挨拶をすることになっていました。
が、しかし、いろいろ用事があって、出席できそうにないので、
こちらで、ご挨拶をさせていただくことにしました。
失礼をお許し下さい。
よく人に言っていたのが、
「ストレスの多い毎日だけど、私の周囲の人間はもっとストレスを(私から)感じてるだろう」
ということでした。
わがままで好き勝手をさせてもらって、教職員の皆さんにも学生にも本当に感謝しています。
大学の中も外も、せちがらい現代ですけれど、どうかできましたら今後も、
私と同じようなわがままな人がいましても、うけいれてつきあっていただけると、うれしいです。
よくも悪くも教育大学は、教職員も学生も、まじめでいい人の集まりでした。
他の大学をいくつか経て、ここに来た後の数年、
「こんな生ぬるいとこにいたのじゃ、悪知恵を発揮しようがなくて、腕がなまる、牙がにぶる」
と私はぼやいていたものです。
その印象は今も変わりません。
その雰囲気が守られてきたのは、上に立つ方々のみならず、
目立たない場所で大学の機能を支えてこられた多くのひとりひとりの方の、
良心と努力があったからだと思います。
今後も、それが変わらないでいてくれればと祈っています。
まだいろいろと、お伝えしておきたいことなど多いので、
これから日を追って、こちらにお知らせをアップしていきたいと思います。
多分、卒業式前後に、このサイトも閉鎖しますが、それまではどうぞ時々のぞいて下さい。
それから、人文事務室に、私の古い本や抜き刷りを置かせてもらっています。
ご希望のかたはどうぞご自由にお取り下さい。
現在品薄ですので、明日にでも補充しておきます。
四月からも(週に一度非常勤で来ます)しばらくは置いておきますので、ごゆっくり。
事務連絡もかねてしまいましたが、本当に長いこと、ありがとうございました。
なお、ひきつづき「ごあいさつ・その1」以下も、どうぞごらん下さい。