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散文家たち 板坂耀子 麗泉女子学院高校の演劇部につどう少女たちのめんめんは、絶対に嘘をつかないと皆に信頼され、迷信や不合理は断固として認めない大天使のような美少女朝倉京子、華やかで明るく「何かさせようと思ったら、それと反対のことをしろと脅迫すればよい」とまで言われる徹底的なあまのじゃく美尾さつき、大地の女神のように暖かくやさしい癖に、弱いものがいじめられると相手を許さない南条美沙、お掃除マニアの浅見司、食えないお嬢さま日村通子、などなどのいずれ劣らぬ曲者ぞろい。「現実ばなれしすぎてない?」などという文句はおっしゃらず、どうぞ笑ってお楽しみを。お好きな映画や小説を、彼女たちに演じさせるなら?とキャスティングもして、お遊びください。 | |
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青い地平線
―女子大生が書いた騎士物語― 永井美和 (鳩時計文庫 1) 架空の王国モルギニアを舞台にうり二つの貴族の兄弟、元気のいい王女さま、森の盗賊、謎を秘めた黒衣の婦人、牢役人に百姓たち、ありとあらゆる人物が登場して、くりひろげられる愛と冒険の物語。夢に命をかけられる人、星占いも語らない遠い未来を信じる人に、作者が送るメッセージです。 | |
| A高野球部日誌 岩崎由 (鳩時計文庫 2) A高校野球部に、ある日突然あらわれた一人の鬼監督。度肝を抜かれた選手たち、しかし、彼らはただちに反撃に転じ、奇想天外、虚々実々の戦いの火ぶたがきっておとされる。そして最後の勝利者は誰か? 笑いの中におとずれる結末のやさしさと悲しさ。これを読めば多分誰もが、幼い日、青春の日に体験した何かを思い出すにちがいない。 | |
| 吉野の雪―源義経と呼ばれたもう一人の若者によせて― 中司圭子 (鳩時計文庫 3) 兄がいるので殿はいつも、忠信、と私を名で呼ばれた。佐藤忠信。それが私の名前だった−−。歌舞伎『義経千本桜』の狐忠信で有名な義経の忠臣が語る、義経との思い出、ふるさとのみちのくでの日々、源平の戦い、京の女との恋。時間も空間も、愛も憎しみも、雪の中に消えていくような、不思議に澄みきった世界が、ここにある。 | |
| 水の王子 潮由美 (鳩時計文庫 4・5・6) 【1・2】深い森の中でオオヤマツミとナキサワメの夫婦に育てられた少年ハヤオは、ある日、川のほとりで白い衣の少年ヒルコに出会う。彼は天上の国タカマガハラの王イザナギと地下の国ヨモツクニの女王イザナミの初めての子、水の王子であると名のり、やがて二人は森を出て草原に向かった。草原ではタカマガハラとヨモツクニが激しい争いをくり広げており、やがて二人はタカマガハラの女戦士アマテラスと知りあって、草原のどこかでよみがえった大蛇ヤマタノオロチを退治にむかう。「古事記」を舞台とした壮大な童話の第一部「森から」と第二部「草原を」を収録。 【3・4】草原の旅のはてに森の少年ハヤオと水の王子ヒルコがたどりついた都では、王スサノオのもと、人々はタカマガハラもヨモツクニも拒んで堅固な城壁を築き、貧しいくらしに耐えながら新しい世界をめざしていた。スサノオの娘スセリや旅の若者オオクニヌシとともにハヤオたちもその仲間となってはげむが、なぜかヒルコが日々に弱って行く。そしてついにヨモツクニの若者ツクヨミにさらわれたヒルコを追ってハヤオがたどりついた海のかなたの島では白い衣の子どもたちが面白半分に殺されていた。第三部「都には」と第四部「海の」を収録。 【5】ヒルコとハヤオが再びめぐりあい、くらしはじめた海べの村。そこでは人々はほとんどが旅の途中でこの村に住みついており、故郷の思い出話にうち興じる。ヒルコはそんな人々の前に出ることをきらって姿をかくし、ハヤオはそんな彼にいらだつ。そしてやがて、訪れた女ヤガミヒメがおいていった赤ん坊キノタマの泣き声で村は荒れ、海からはヨモツクニ、空からはタカマガハラの侵入がはじまって、高天原の娘アメノウズメの持つ鏡の光の中にヒルコとハヤオのすべての過去は明らかになる。「水の王子」第五部「村が」と最終部「空へ」を収録。 | |
| 細菌群 小山典子 (鳩時計文庫 7) 今をさること20年あまり前、ある地方高校でおこった、受験制度反対の学園紛争。その中にあらわれる、さまざまな男女高校生の友情、愛、そして生き方。ここで作者が描き出した問題の多くは、今日でも古びるどころか、ますます新しくなっている。書いた当時作者自身も高校生だっただけに、生々しい迫力があふれる作品。 | |
| 従順すぎる妹 板坂耀子 (鳩時計文庫 8) 何でもいうことをきいてしまう、かわいい妹を持った兄はどうしたらよいか? しかもその妹が恋した男がバリバリの学生活動家だったら? しかも兄は、その彼と対立する民青系の活動家だったら? 「ロミオとジュリエット」パロディー風の喜劇の中に、70年代学生運動家たちの一側面が、これまで誰も語らなかった新しい視点から、語られる! | |
| ユサイアの子ら 若峰映子 (鳩時計文庫 9) 気むずかしや、人間ぎらい、人のよさ、人なつっこさ、無気力、図々しさ、残酷、やさしさ、皮肉屋、はにかみや─太古の女王ユサイアの血をひく子孫たちの中には、時代がちがい国がちがっても、すべてこうした共通する性格がある。そのような一人一人を主人公にして書かれた九つの短編。黒人奴隷、インディアン青年、古代の劇作家、レジスタンスの闘士、天文学者、ロシアの革命家、などなどの生き方の中に、どことなく共感できるものがあれば、あなたも「ユサイアの子」の一人かもしれません。 | |
| にゃ王 板坂耀子 このHPのトップページやあちこちに登場している金色と白の猫は、数年前に亡くなった私(板坂)の飼い猫キャラメル(雄、七歳と九ヶ月)です。その彼の思い出と現在までの私の日々をつづった童話?ですが、現在進行形のお話なので、最後まで書けるかどうか。とりあえず、お楽しみ下さい。 | |
| じゅうばこ関連 このコーナーの管理人、じゅうばこのエッセイなど。「受身の愛」「まだ見ていない映画のために」はここに収録しています。 |