狭義のシダ(1)
ワラビ

イヌワラビ (イワデンダ科メシダ属)

ホシダ
葉は羽状複葉で、裏に胞子をつける葉(胞子葉)とつけない葉とがある。胞子葉はやや直立する傾向がある。

左が胞子をつけない葉、右が胞子葉。胞子葉の方が全体に細長い。個々の羽片も細めで、羽片どうしの間隔も広め。

胞子葉の裏側(下面・背軸面)には、ドーム状の膜(包膜)に覆われた胞子嚢(白い粒)の集まり=胞子嚢群(ソーラス)がびっしりとつく。

胞子嚢が熟して褐色、さらに黒色になるころ、包膜が縮んで胞子嚢が露出し、胞子嚢から黒い胞子(全体に散らばっている黒い点)が飛び出す。
若い胞子嚢。へりは環帯でまれている。環帯の約2/3では、細胞壁の一部が厚くなる。
成熟し、黒い胞子が詰まった胞子嚢。環帯の1ヶ所(細胞壁が厚くない部分)が割れて胞子が出ていく。

ホシダの茎(地下茎)。右は横断面で、2-3個の維管束が中心の周りにある。

ホシダの茎横断面の組織・細胞。左は維管束で、木部を篩部が取り囲んでいる。右上は維管束の拡大で、左半分が木部、右半分が篩部にあたる。右下は皮層の細胞で、デンプン粒を含んでいる。
ベニシダ

展開したての葉はかなり鮮やかな赤色をしている。葉の裏側には胞子嚢群(ソーラス)ができている。

ベニシダの葉の維管束。

ベニシダの胞子嚢群の縦断面。胞子嚢が群がっている上を、かさ状の膜(包膜)が覆っている。

ベニシダの若い胞子嚢の断面。
ミゾシダ
茎断面(左)と維管束(下)。




ミゾシダの前葉体[Prothallus](裏側=地面に接する側)。中央線に沿って、仮根に混じって粒状の造精器(下図左)と造卵器(下図右)が分布している。


シダ(種は不明)の前葉体と幼い胞子体。湿った土が露出しているような場所によく見られる。前葉体は胞子体と違い維管束や根がない(下の写真)。また、細胞層が1層しかなく、透き通った緑色をしている。

上右は胞子体をつけていない前葉体。もっともありふれたハート形で、下端に細い仮根がついている。下は前葉体の透過像。
オニヤブソテツ



ナガサキシダ

シケチシダ

ウラジロ




ナチシダ


オサシダ

ヒリュウシダ

ハカタシダ

アマクサシダ


ゼンマイ


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