裸子植物
裸子植物の胞子葉の集まりは"cone"といい、ここでは「錐」と直訳している。錐には雌雄があるので、小胞子葉が集まった錐を花粉錐[pollen cone]/雄錐[male cone]/小胞子錐と呼び、大胞子葉が集まった錐を種子錐[seed cone]/雌錐[female cone]/大胞子錐と呼ぶ。
"cone"を「球果」と訳す方が一般的で、また、送受粉時の"cone"だけ「球花」と区別することもある。さらに、花粉錐を「雄花」、種子錐を「雌花」と呼ぶこともある。
モミ

尾根上のモミ・ツガ林



コケのマットや倒木の上で幼植物が発芽・生育する。幼樹のときは、葉の先が二叉の鋭いトゲになっている。
ツガ

根こそぎ倒れた木
ハリモミ

ビャクシン



カイヅカイブキ
独特の樹形




鱗形の微小な葉が十字対生して茎に密着する


ストレスを受けた部位では、形の違うシュートがつくことがある。葉が長く伸びて尖り、茎から開出して、スギのシュートに似ている。
ネズ(ネズミサシ)

イヌマキ


岬の尾根沿いに群落を作っている

イヌマキでは、枝先につく大胞子葉は1枚だけ、大胞子葉につく胚珠も1個だけである。大胞子葉を付ける枝先と胚珠は白い粉(ちょっと触っただけで取れる)に覆われている。胚珠は一見露出しているように見えるが、薄い袋(「套皮」[epimatium]という)をかぶっており、付け根のところから胚珠の先端だけが覗いている。
花粉錐は細長い。
種子の付け根が赤く甘い可食部になる
イヌガヤ
ハイイヌガヤ

ナギ
ナギは、イヌマキと胚珠の部分はよく似ているが、複数の大胞子葉が枝先につくことがある。
イチイ

種子は、付け根の組織が広がってできた赤くて甘い種衣に包まれる。
カヤ



ナンヨウスギの1種

熱帯産のつるになる木で、葉(左)だけだと被子植物そっくり。右側は、細長い花粉錐がついた枝。
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