−特色GPによるボランティアに関する講演会−
平成19年度事業ボランティア発表会&講演会 テーマ
これからの学生ボランティアの役割と課題
講師 西崎 緑先生 (福岡教育大学福祉社会教育講座准教授)2月13日(水)10時20分〜11時50分、福岡教育大学大U教室にて本学福祉社会教育講座准教授・西崎緑先生による講演会を開催した。
講演では、ボランティアの起源、また阪神・淡路大震災以降ボランティア活動への関心が大きく広がっていることが紹介された。また、ボランティア精神の基本は「自発性」「自律性」「無償性」「公益性」であり、心構えとして「礼儀正しく」「無理せず自分に合ったペースで」「他の人の満足も考えよう」「上下関係はありません」「約束したことを守りましょう」「見返りを求めない」という6点が紹介された。頭を柔らかくしてアイデアを出し合い、協力して楽しくやることが大切だが、初心を忘れず双方向のコミュニケーションを図り、常に勉強していく態度も求められることを学んだ。後半は学生ボランティアに焦点をあてたQ&Aで、様々なヒントを得ることができた。
当日は積雪と鉄道事故により参加者が少なかったこと(学生24名・小学校教員・社会福祉協議会職員・大学教員など合計30名)が大変残念であったが、日頃、ボランティア活動を積極的に行っている学生にとって、自分たちの活動を振り返る貴重な機会となった。学生からはしんどさ・不安な気持ちを押さえて義務的にしてしまうのではなく「楽しみながら気長にやる」ことの大切さ・「学業とのバランス」などについてこれから考えていきたいという声が多くあった。また、ボランティアを受け入れる立場から「毎週来校してくれる学生さんへの配慮を深め、気持ちよく活動してもらえるように、また、充実感が得られるように努めていきたい」(小学校教員)、「学生とお互いのコミュニケーションをしっかりとり、ボランティアと対象者の双方に得るものがあるようにしていきたい」(社会福祉協議会 職員)などの感想が寄せられた。
これから学生ボランティアに対する社会的要請も増加することが予想されるが、積極的にボランティア活動をしている学生ゆえに様々な悩みを抱えている現状もある。今回の講演はボランティア活動の基本を再確認する機会となったほか、大学内での障害児教育と福祉社会教育の連携の可能性も示唆された。西崎先生がさっそくボランティア相談ブログ(http://blogs.yahoo.co.jp/volunteerhelp911)を立ち上げて下さった。学生のみなさんにぜひ活用していただき、よりよい学生ボランティア活動を進めていきたいものである。
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