お わ り に

 今回の研究を通して、福岡教育大学における「障害のある学生への支援」に関して様々な課題が浮かび上がってきた。同時に、世界及び日本における障害者施策、特に「障害者の完全な社会参加」を目指した取り組みに関しても、多くの課題を明らかにすることができたと感じている。研究に着手して資料収集・まとめ等の過程の中で、「福岡教育大学においてこんな取り組みがあったのか」、「こんな法律があったのか」、「この国ではここまで取り組んでいるのか」等々と驚きの連続であった。私自身は障害児教育に関わって約30年であり、ある程度の知識はあるといういささかの自負があったが、今回の研究を通して改めて自らの不勉強を痛感した。今回の研究から多くのことを学ぶことができた。一緒に研究に取り組んだ仲間も同様に感じていると思う。これを契機により一層研鑽に励むと同時に、「障害者の完全な社会参加」を目指して、また、福岡教育大学が「障害のある学生に必要かつ充分な支援のできる大学」であることを目指して努力していくことを心に念じている。本報告書が「障害者の完全な社会参加を目指した取り組み」について、ささやかであれ一助となれば幸いである。多くの方々のご指導ご鞭撻をお願い申しあげる次第である。

 最後になったが、研究を進める中でたくさんの方々に暖かいご支援をいただいた。多くの方々のご支援なしには、本報告書の完成はあり得なかったと思っている。ここに記して感謝の意を表する。ありがとうございました。


平成14年3月 
 福岡教育大学 木舩憲幸 

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