福岡教育大学教育学部附属教育実践総合センター
研究紀要『教育実践研究』別冊

ファカルティ・ディベロップメント研究報告書
教員養成大学としての教育のあり方(3)
第2分冊

障害のある学生への支援−福岡教育大学の取り組み−

  平成14年3月

 福岡教育大学
  FD研究会

 
障害児教育・通常教育関連分科会
  執筆者一覧
■執筆者一覧(五十音順。かっこ内は執筆個所。)
石坂 郁代 障害児教育講座(U‐1、2、V‐1)
太田 富雄 障害児教育講座(U‐4‐(1)、V‐2、X‐2)
大平 壇 障害児教育講座(U‐4‐(2)、X‐1)
木舩 憲幸 障害児教育講座(T)
  見上 昌睦 障害児教育講座(W‐1)
納富 恵子 障害児教育講座(W‐2)
  南出 好史 障害児教育講座(U‐4‐(1))
  宮田 正和 保健管理センター(U‐3)
  ※○は編集幹事。
  ※◎は学内発表会発表者。

研究会分科会メンバー一覧
■FD研究会障害児教育・通常教育関連分科会メンバー(五十音順)
 石坂 郁代*   太田 富雄**   大平  壇*   木舩 憲幸*   金  泰泳***
 見上 昌睦*   納富 恵子*    前田 眞證***  南出 好史*
( *障害児教育講座 ** 障害児治療教育センター ***教育実践総合センター )


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  目 次

はじめに

問題の所在と本報告書の概要

T.日本と世界の障害者施策と障害児教育の動向

1.日本と世界の障害者施策と障害児教育の動向

2.世界における障害者施策と障害児教育の動向に関する主な事項の説明

(1) アメリカ合衆国の全障害児教育法(1975)

(2) 英国(1981)のSpecial Educational Needs(特別な教育的ニーズ)という考え方

(3) ユネスコのサマランカ宣言(1994)

(4) 韓国の特殊教育振興法と大統領令(1994)

3.日本における障害者施策と障害児教育の動向に関する主な事項の説明

(1) 特殊教育100年(1978)

(2) 障害者基本法および障害者対策に関する新長期計画(1993)

(3) 養護学校義務制(1979)

(4) 通級による指導の開始(1993)

1)通級による指導とは

2)法的根拠

3)通級による指導の対象となる障害

4)設置の形態

5)意義

(5) 障害者プラン〜ノーマライゼーション7か年戦略(1995)

(6) 交通バリアフリー法成立(2000)

(7) 21世紀の特殊教育の在り方に関する最終報告(文部科学省,2001)

4.日本のバリアフリー施策に関する動向

(1) 全般的動向

(2) まちづくりに関する動向

5.障害者を職業などから除外する欠格条項をもつ法律の改訂経過

6.教員免許状取得および教員採用の制限

U.本学のこれまでの取り組み

1.学生センターの取り組み

2.受験者への入試係の取り組み

3.保健管理センターの取り組み

4.これまでの障害学生への取り組み例

(1) 聴覚障害のある学生

1)Aさん [昭和51年入学/障害児教育]

2)Bさん [平成2年入学/障害児教育]

3)Cさん [平成9年入学/総合芸術(美術)]

(2) 身体障害のある学生

1)Dさん [昭和55年入学/小学校・体育]

2)Eさん [昭和61年入学/小学校・数学]

3)Fさん [平成3年入学/障害児教育]

4)その他の学生

5)身体障害のある学生への対応

a.身体障害に対する学内施設・設備の対応状況

b.特別体育

c.教育実習に際しての事前相談

d.教員採用試験に際しての対応

V.本学の現在の取り組み

1.視覚障害のある学生に対する全学的取り組み

(1) 入試までの経過

(2) 入学決定後の対応

(3) 支援の内容

(4) 音楽教育講座の取り組み(音楽教育講座:主任吉田由布子先生のインタビュー)

(5) 視覚障害のある学生のインタビュー

2.他機関との情報交換(SCS)

W.他大学の取り組み

1.国 内

(1) 日本福祉大学

1)障害学生に対する取り組みの歴史

2)学内生活

3)学習生活

4)学内施設

5)学外生活

6)進路と就職

(2) 立命館大学

(3) 関西学院大学

(4) 国立大学における現状

1)障害学生の受け入れ体制の整備

2)障害学生のための施設・設備の整備

3)障害学生の授業・学生生活に関する支援体制の整備

4)教官への支援体制の整備

5)ボランティア等の支援体制の整備と一般学生に対する啓蒙

6)卒業後の進路開拓

7)まとめ

(5) 全国障害学生支援センター

2.国 外

(1) 米国の大学における障害のある学生の実態−学習障害の学生への支援を中心に−

1)ウィスコンシン州立大学オシコシ校におけるLD学生支援プログラム(Project Success program) について

2)日本の大学における障害のある学生支援への示唆

(2) 英国Open Universityの障害のある学生への支援

X.これからの取り組みの課題

1.学内の整備・対応

(1) 全学的に一人ひとりの意識を高める

(2) 大学構内の施設・設備の障害者対応の充実(本学構内施設・設備のバリアの解消)

(3) 授業の改善:障害者への対応

(4) 人的資源の充実

(5) 「障害のある学生支援懇談会」を「障害のある学生支援室(仮称)」へ

(6) バーチャル・ユニバーシティ等の通信による教育・支援システム

(7) 国内他大学、国外他大学の先進事例に学ぶ

2.諸機関との連携

(1) 教材・コンテンツ

(2) 外部からの支援者派遣

(3) 九州ネットワーク構想

 

資料1 聴覚障害のある学生(Aさん)の新聞記事

資料2 全学の教官への依頼文書

資料3 視覚障害のある学生の履修支援の手引き

資料4 障害のある学生の支援懇談会の学長裁定

資料5 視覚障害のある学生の支援のための授業アンケート集計結果

資料6 女子学生寮の寮務委員会作成の寮生向けのマニュアル

謝辞(協力者一覧)

終わりに

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