平成29年11月9日(木)本学総合教育研究所大Ⅰ教室において「平成29年度サークルの運営に係る幹部講習会」を開催しました。本学では,約7割の学生が体育系及び文化系サークルに参加しており,当日は,自治寮及び学生自治会も含めた幹部学生110名が参加しました。
講習会では,平田副学長の挨拶に続き,片平准教授から「サークル活動等での注意点」についての指導がありました。
参加した学生の多くから「課外活動により自分の人間性が磨かれ,身についた知識,技術が社会に出たときに役に立つということが理解できた。」「大学の一員,サークルの一員として,自分の行動に責任を持つことが大切だと思った。」「“ベッド1つで救える命がある”という言葉が印象に残った。大学生が飲酒で緊急搬送され,病院のベッドが埋まることにより,他の患者の命が救えなくなることもあると知った。」「サークル活動において,適切な運営を行うことは,教師になった後も活用できると思った。」「コミュニケーションで大切なことは,言ったかどうかではなく,伝わったかどうかだと感じた。コミュニケーションをとり,良好な人間関係を築くことは,サークル運営に必要だと思った。」等の感想が寄せられました。
講習会終了後の質疑応答において,サークル幹部から「サークル活動を通じて身につけてほしい力を修得する方法」,寮生から「コミュニケーションが成立しない学生への対応」について質問があり,「今後リーダーとしてサークルを牽引していくことでの経験と顧問教員の指導により力を付けてほしいこと」「働きかける側が負担になりすぎることも問題であるが,まずは直接会って伝えること」というアドバイスをいただきました。