福岡教育大学と独立行政法人国際協力機構(以下、JICA)は、8月29日(火)、JICAボランティア事業に関する覚書を締結しました。この連携により、2020年までの3年間にわたり、毎年、本学の学生をタンザニアに約1カ月、青年海外協力隊員として派遣する予定です。
派遣は春休みに行われ、毎年約10名がタンザニア各地で野球技能やスポーツマンシップの向上に関する指導を行い、現地青少年の健全な育成に寄与することが期待されています。また、本連携は、日本政府が推進するスポーツ貢献事業「スポーツ・フォー・トゥモロー」(*)にも資するものです。一方、参加学生にとっては、グローバル人材として、今後日本のみならず世界を舞台に教育分野等で活躍する契機となることでしょう。
派遣対象は20才以上の野球経験がある学生で、毎年学内説明会後に募集が開始されます(詳細は連携推進課へ)。なお、今年度派遣(2018年2,3月派遣)分は既に締切済です。帰国後は報告会も予定しています。
(*)「2020年までに、100を越す国々で、1000万人の人々にスポーツの喜びを届ける」プログラムで、安倍総理がオリンピック・パラリンピック東京招致プレゼンテーションにて表明した方針。
櫻井孝俊本学学長と植村吏香JICA九州国際センター所長