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学部・大学院・附属施設等

Faculty

学校臨床教育学選修

学校臨床教育学選修授業風景

問題解決に寄与する臨床知の開発。

 これからの教員には、家庭や地域社会の実態を知るとともに学校外の諸機関や専門家と連携し、子どものあるべき成長の姿を明確にしながら、よりよい教育活動を創造していく資質能力が求められています。学校臨床教育学選修は、子どもへの愛情と小学校教員になる強い意志を持ち、学校と地域の連携に積極的に関わっていこうとする人のための選修です。
 専門科目として、「教育現実に出会い、体験と理論を往還する授業」と「教育学の専門的な知識や理論を学ぶ授業」を充実させています。子どもや教育現場と関わる臨床研究のフィールドを整えて、今日的な教育課題を見据え、実践力を育むための特色ある教育を行っています。
 また、大学で学んだ専門性を活かして、学力補充授業での学習支援、子育て支援プログラムの企画・実施、学校行事や地域子ども体験活動の支援など、さまざまな教育支援ボランティア活動に参加することができます。くわしい情報については、学校教育講座(教育)のホームページをご参照ください。

選修の特色

 学校臨床教育学選修は、現代の教育事象を包括的に研究し、問題解決に寄与する「教育学」を重点的に学ぶ選修です。4年間を通じて、科学的に教育事象を研究するスキルを身につけ、体験・実践と理論とを往還しつつ教育課題を読み解き、学校現場の改善に役立つ「臨床知」を創造・開発する資質能力の基礎を養います。
 現代社会の課題をみきわめ、魅力あふれるこれからの学校やカリキュラムづくりに主体的かつ積極的にかかわることのできる小学校教員を育てることを目標にしています。在学生の多くは、さまざまなボランティア活動に参加するなどして大学での学びを確かなものにし、充実した学生生活を送っています。

カリキュラムの特色

 1年次から「教育現場に出る」機会が多く、特色ある学びの場を訪れ、子どもたちとふれあいます。これらの体験についてディスカッションし、客観的に「教育現実を見る」トレーニングを行います。他の人の意見を聞くことで、子どもや学校に対する自分のイメージがゆらぎ、それを契機に新しい知見が産まれます。
 2年次では的確なデータ収集やその処理方法など教育学研究の基本的なスキルを学びます。さらに、最新の研究動向をふまえた多彩な講義や演習のなかで「教育について考える」ための視野を広げます。
 3・4年次では各自が研究課題を設定して、教育現場での実地研究を進めながら、協働的に問題解決への見通しを立てる構想力を育てます。

主な授業科目

教育現実に出会い、体験と理論を往還する授業

  • 子どもと学校理解の体験学
  • 学校臨床教育学基礎演習
  • 学校臨床教育学応用研究
  • 教育フィールドリサーチ
  • 学級フィールドリサーチなど

教育学の専門的な知識や理論を学ぶ授業

  • 教育学基礎論
  • 学校と学級の経営学
  • 教育法と教育行政
  • 教育社会学
  • 教育思想史
  • 多文化理解教育論
  • 人間形成原論
  • 比較教育学
  • カリキュラム構成論
  • 教育史
  • 道徳授業実践研究など

取得できる教員免許・資格

  • 小学校教諭一種免許状
    ◇必要単位を取得すれば
  • 中学校教諭一種免許状( 希望
    する教科)
  • 高等学校教諭一種免許状(希望
    する教科)
  • 幼稚園教諭一種免許状
    ◇また、指定された単位の取得により、下記の資格を得るための条件を満たすことができます。
  • 学校図書館司書教諭
  • 社会教育主事補

卒業後の進路

  • 小学校教員
  • 公務員
  • 法務教官
  • 家庭裁判所調査官
  • 警察官
  • 教育産業
  • 大学院進学 など

教員からのメッセージ

学校教育講座 鈴木 邦治教授

学校教育講座 鈴木 邦治教授

学校現場に学ぶ
~体験と理論の往還を通して~

 学校臨床教育学とは、学校で生起する様々な問題を対象として、まず教育現場(フィールド)にできるだけ近づき、入り込んで、ていねいに観察し、具体的にかかわりながら思考する新しい学問分野です。学校現場はもちろんのこと、学校と関連する教育施設(少年院、児童養護施設等)などに出かけながら、大学での研究と、教育現場でのフィールドワークとの往還のもとで、創造的な学問見識と教師に必要な実践的指導力と学び続ける“骨太”の教師としての省察力(リフレクション)を養成します。

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